関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

TRIX「秋の毛根感謝祭」@BAJ 2006.11.19 Part1

2006年11月21日 23時20分42秒 | 音楽
今回もjunkoさんとご一緒させていただきました。(感謝!)周りにフュージョン好きな人がいないので今までやむなく一人参加が多かったのですが、今年はたまたまも含めてjunkoさんとご一緒できることが多く、やっぱりライブは一緒に盛り上がれる人がいると楽しい!ということを実感しました。

さて、写真はやはり今回も窪田さんセットです。修理が間に合ったらしいS90とMOTIF、microKontrolの3段積み。この写真は一番前の自分の席から撮りました。ということは、この位置で窪田さんの横顔&お手元バッチリ。申し分のないまたもや「窪田特等席」です。昨年の「MODE」ツアーで初めてTRIXを観たときとほとんど同じ席でした。junkoさんが前に座らせてくださったお陰で、足元のダンパーペダルを2つ使い分けていらっしゃる様子とか、手に取るようにわかりました。昨年はキーボードの陰で熊谷さんがほとんど見えなかったのが、今回ドラムセットは右側のわりと前のほうにセットされていたので、そちらもOK。前回の「ART」ツアーや先日のDIMENSIONで悩まされた大音響を心配していましたが、今回はほどよい大きさで、それぞれの楽器の音を楽しむことができました。

秋のツアーに参加したのは初めてなので、お祭のちょうちんも新鮮な中、すぐ目の前のアンプの上に、毛根用のカツラ(窪田さんバージョン)がメガネのテープを貼ったマネキンの頭にセットされていて笑えました。会場が暗くなり、毛根をモチーフにビートのきいたSEにのって4人が登場。窪田さんは1ヶ月ぶり、あとのお3人は4ヶ月ぶりです。相変わらずみなさんカッコイイ。熊ちゃんと須藤さんは黒Tシャツ、平井くんは襟のところに銀のラメが入った白ポロシャツに赤パンツ、窪田さんは紺地に水色の大柄な水玉シャツにジーンズでした。何の曲から始まるかな~とワクワクしていると、何と!「Jungle Circuit」からのスタート。普通はちょっとミドル系の曲で指を温めてから、って感じだと思うのですが、TRIXさん、何か若い!ピアノソロは弾むような音がとてもきれいで、いきなりうっとり。ほんの1mも満たない先で、あこがれの方が弾くピアノソロを観られる・・・。これは何にも代え難いしあわせです。そして他の曲のときに気がついたのですが、窪田さんは結構ピアノの高音部を弾かれることが多く、一番上のドの音も2曲くらいで弾いておられました。私はまずその音は弾くことがなかったので、これからはちょっとマネしてみよっかな、なんて思いました。

2曲目が「Recollection」、何だかもうライブ終盤?ダンスあり、回転あり、最後のほうでは平井くんが自由に変えるテンポに他の3人がキメを合わせるという、フュージョン定番のお遊びも。こういうお楽しみが私は大好きです。音で笑わせる、という感じでしょうか。テクがないとなかなかできないものですが。

ポップな「luna park」(ルナ・パルクだったんですね)、1年ぶりに聴いた「Grass
Island」(やっぱりいい曲~)と続いて、確かこのあたりでやっとメンバー紹介があったんだったかな。すみません、今回曲順は完璧なのですが、トークの順番はバラバラです。最近意味のない言葉を頭につけるのが流行っているというTRIX、須藤さんが熊ちゃんを紹介する時に「ドラムス、”むしろ”熊谷徳明~」と。他にも色々な言葉を頭につけて面白がっておられました。「”超”須藤満~」とか。

次は私にとっては初の「Miller Light」、曲自体はすごく渋くて、須藤さんのベースが本当にかっこいいのに、5曲目ですでに窪田さんの大阪で買ったエフェクターケースが。(何か他のものも「神戸の東急ハンズで買った」とおっしゃっていました、窪田さんは結構関西でのお買い物が多いようで)ビン底メガネと出っ歯でカトちゃんになったり、またも登場のリコーダーの先っちょをmicrokontrolにくっつけようにもくっつかず
「もう年季入ってるから」と。
何とか無理やりくっつけて、吹いた音が何とチョッパーベース!かっこい~。その音で須藤さんとベースバトルを繰り広げていました。ベースが2本、ということは、「すら×すら」の再現?あとはお約束?の「ガムテープで2人は1つ」→「無理やりはがして須藤さんの髪の毛がガムテープに!!」抜けた毛髪に向かって「毛根に感謝!」と須藤さん。お気の毒でしたが笑ってしまいました。あとこのネタ?もとい曲の最中に窪田さんが語られた苦悩の事実。
「20何年やってて作り上げたイメージが、TRIXで壊れていく、でも楽しい!」
TRIXで知る以前に窪田さんを知っていたら、こういったお姿はかなりの衝撃だったと思います。でも幸い私が初めて拝見したときは、すでにビン底&ハゲヅラ姿だったので、ノープロブレム!

一ネタ終わったところで平井くんがお客さんに、
「窪田さんとガムテープで巻かれたい人~」ええ~!?たぶん客席は誰も手を挙げず、するとすかさず窪田さんが
「じゃあ、平井武士と抱き合いたい人~」えええ~~!?
そりゃあどちらとも手を挙げたかったです、はい。でもそれにはかなりの勇気が・・・。

その後しばらくトークが続き、次がきれいなエレピ・ソロで始まる「Redress」。ついさっきカトちゃんやってた方が、透明感あふれるピアノを・・・。切り替えが大変だろうな~と思いつつ、そのギャップがまたファンにとってはたまらない。どっちの窪田さんもいいけれど、やはり私は真剣な表情でピアノに向かう窪田さんが、心から素敵だと思います。

まだ半分もいってないのですが、長くなりそうなのでここらでPart1終了です。最近娘が起きているときはパソコンができないので、アンコールまで書き終わるには今週いっぱいくらいかかりそうです・・・。