やはりギターは大事

先日HMVからうちに届いたCDの数々は、PSPでベースを担当しているピノ・パラディーノ参加の、フランク・アヴィタビレのピアノトリオとか、ダンナさまが買ったジェフ・ベック、坂本竜太&PENNY-KのユニットALIENS ARE...の2枚目。相当マニアックです。
そんな中、ちょっと異色のCDが加藤ミリヤ「BYE BYE」。こんな売れ筋のCD買うのは久しぶりです(笑)3曲+リミックス1曲の4曲入りシングル。実は加藤ミリヤさん聴くのは初めてなんですが、何で買ったかといいますと

マサ小浜さんが全曲参加しているから

もうほとんど「スティーブ・ルカサー参加＝買い」の構図です(笑)でも実はそういう買い方って、今まで聴いたことがない音楽との出会いがあって楽しいんです。そういう意味ではマサさんの存在は我が家にとって特別です。AIも小林香織も木下くんもみんなマサさん参加というところから聴き始めました。
加藤ミリヤさん、歌うまい！切ない系とでも申しましょうか。アレンジはポップなんだけど何かちょっと演歌に通じるものも感じたりして。演歌を「日本のR&B」と称する人もいるくらいなので。
そしてアレンジ！こういう今時の流行りの曲のアレンジって、実はすっごく凝ってるんですね～。ガラスがパリンパリン割れてるし(笑)村山晋一郎さんという方がアレンジしてるんですが、すごく勉強になります。ストリングスとギター以外は打ち込みみたいです。全篇打ち込みではなく、ストリングスを生音で入れることでずいぶんゴージャスさが違って来るんですね。現在アメリカ在住の村山さん、J-ポップ界で大活躍の方のようです。サラリーマン経験もおありだそうで、何かちょっといい感じ。

そして！最も重要なのがギター！そうです、ギターは打ち込みでは再現できません！何かウソっぽい音になってしまいます。そもそも鍵盤と弦の楽器では音の出し方が違いますし。昨年のアレンジ・コンテストの時も、やっぱりギターのカッティングが欲しいな～と思った時、シンセでそれっぽく入れるのは不可能と思い、学生時代のバンド仲間だったひえっちさんにお願いしたんです。そしたらやっぱり、打ち込みだけで作った音よりずっとファンキーさが出て「ああ、ギターってほんと重要なんだ～」と実感しました。

この加藤ミリヤさんのシングルで、マサさんのギターは大活躍なんです。特に2曲目の「SENSATION」は泣きのギターから始まって、カッティングとロックギターの両方が入ってて、間奏でもとってもマサさんらしいギターソロが聴けて「マサ小浜大フィーチャー」という感じ。ファンにとってはオイシイ～♪3曲目はアコースティック・ギターで、こちらもマサさんの魅力満載。マサさんのギターは色んなカラーがあって本当にステキです。

日本のR&B系アーティストからひっぱりだこのマサさん。いつか私もマサさんにギター弾いてもらうぞ～～