今日は娘の幼稚園の卒園式でした。年少さんで入園した頃はまだずいぶん幼かったのが、卒園証書の授与もしっかりとできて、お別れのことば(みんなで復唱するアレです)や「思い出のアルバム」の歌も、みんなちゃんと覚えていて立派でした。
同じ会館内で行われる謝恩会でピアノを弾くことになり、平日なので最初はあきらめていたのが、楽器の搬入時間が短いことを心配していたらダンナさまが一言「会社休もうか?」と。今まで幼稚園や小学校の行事で平日に休みを取ってくれたことなんてほとんどなかったのですが、いつもローディーさんとして頼っているので、放っておけないと思ってくれたみたいです。本当に今日ダンナさまがお休みしてくれなかったら、娘のクラスの謝恩会は大変なことになっていました。
最初、単独のお部屋を使うので楽器演奏OKということで安心していたら、行ってみたら大きな部屋をパーティションで仕切って使うとのこと。もうその段階で若干の心配があったのですが、案の定マイクのPA関係が一部屋として機能していて、お隣のクラスのマイクの音がこちらの部屋のスピーカーからもしっかり聞こえてしまうというトラブル。とりあえずスピーカーはOFFにしてもらい、最初うちのクラスはマイクなしで進行していました。そこでダンナさまが会館の人に、うちの持ち込みPAで使えるタイプのマイクを借りて来てくれて、マイクが使えるようにしてくれたんです。
ゲーム大会の時の子供たちの大騒ぎの中をマイクなしでの進行はとうていありえなかったので、機材搬入、セッティングだけでなく、マイクのセッティングまで!ダンナさま大活躍!
パーティションの効果は案外効果ばつぐんで、隣の音もうるさいほどは気にならなくて、花束贈呈のBGMもまあまあうまく行き、子供たちが歌う「ありがとうさようなら」の伴奏にいたっては、自分でも大満足の出来でした。普通は幼稚園の先生しかできない子供たちの伴奏をやらせてもらうことができて、私の中でも思い出に残る卒園式になりました。何より先生が喜んで下さって「他のクラスの先生に「生演奏してもらうんだ」って言ったら「ズルイ!」って言われました~」と。私より一回り以上も若いS先生、31人もの子供たちをよくぞここまで立派に育てて下さったんだな~と思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。
娘がこの幼稚園に行ってくれたから、色んなステキな出会いがありました。幼稚園生活が残り少しだからと、小学校が違うお友達を家に呼んで遊んだら、そのママが実はジャズ好きだったことがわかり(幼稚園ママでブルーノートに行ったことがあるという人には初めて出会いました!)これも神様が与えてくれた出会いだったんだなあと感動したり。
本当に全てのこと、全ての出会いに意味があるものなんですよね。子供のお陰で色んな人と出会えて、色んなことに感動できて。
お母さんって実はものすごく得な役割なのかもしれません
卒園おめでとう。そして色んな感動をありがとう。これからもよろしくね。