おはようございます^^
私は最近は 俳句に凝り始めています。その前は、川柳でして、その前は‥冠句(かんく)^^
川柳や俳句は 5,7、5の字数制限がある いわゆる定型詩であります。川柳との違いは
季語があるかどうか‥‥らしいのですが私みたいなヘボにはあってもなかっても
関係がないようです。
この現代の川柳とは定型詩である というよりも パロディに重きがあるように思います。
そして形式はほとんど同じの俳句よりも肩に力が入らない気楽さ みたいなものがあるようです。
学校で習うのにまず 俳句があります。松尾芭蕉、小林一茶、与謝蕪村、加賀の千代女、正岡子規、
などなど誰もが知ってる有名人がワンサカいますよね。一方 川柳では世に名の売れた人はで出ていません。
ですが 一般人の中では物凄く流行っていてその代表的なものが サラリーマン川柳でしょうか。
俳句が 自然や風情を詠っているのに対して川柳は ダジャレやひがみ、誹(そし)り、皮肉、笑い
など人間味豊かな庶民派とでもいうのでしょうか。兎に角 字数さえ合えば、あとの規制がありません‥‥
というところに惹かれて 川柳をやってみたのですが、三か月、毎週毎週応募ハガキを送りました。
どこに送ったの? ヘヘ、 気になりますか^^
川柳の優秀作を載せますよ、と読者から募集をしているのは 新聞ですね^^
これはどこのということなくて全国紙や有力地方紙でしたら大概載せています。
ただし 週に一度、日曜版のどこかに載っていますから 冷やかしがてら覗いてみて下さいな。
新聞の文化欄に近いところに載せてあるのが私が取っている 読捨新聞‥‥これパロディです、ご勘弁を^^
他も同じでしょうが 上段に 短歌ですねぇ、それから俳句、川柳ときて 冠句というのもあります。
冠句とは 季語の無い川柳と同じなのですが、最初の5文字、これは お題として決まっているのです。
たとえば 桜舞う と決まっていると 後の7,5を自身で創作して ひとつの句に仕上げるのです。
私も最初、 俳句は 高尚(こうしょう)すぎて とりあえず気軽にいけそうな気がした川柳から
始めました。
ですが 何でもいいから自分の思ったことを書けばいいのですが、最初の5文字が出てきません。
歌 (例えば歌謡曲‥懐メロ)を歌う時に出だしでつまづくと後が続きませんよね^^
あれと同じで 最初の取っ掛かりに難渋をしました。 そして そうだ、冠句があるじゃぁないか、
と気づきました。冠句はさっき紹介をしましたとおり最初の5文字が決まっています。という事は
その5文字に続く7文字、5文字を創る‥‥つなぐだけでいいんだから簡単ジャンと安易に思ったのです。
ですが たった12文字を考えるのに あ~でもない こぅでもない‥‥と思案を重ねてみても
出てこないのです。何が上手くいかないか‥‥三か月間 毎週3首づつ出しましたが入選が一回、
ただしこの作品は十年ほど前のもので、やるぞ、と決意をしてからは 全ペケ ^^
散々な成績で もうセンスがないとしか言いようがありません。
桜咲く 花見の下に 毛せん敷く…‥字余り^^ これ私が創りました。
もちろん落選になったのでしたが ある人にこれ、どうやろう、訊いてみたら
一瞥(べつ)するなり 全く句になってないなぁ と言われました。
どうして?と食い下がりますと ただ 最初の5文字に続けただけで これは句にもなってないし
パロディでもない、ただの文章だ、と言われて 私も自分なりにしっくりこなかったのですが
そのように指摘をされて 初めて 冠句とは川柳とは?と分かった気がしました。
ですが 気がしただけで 実際にその後も落選続きで 遂に棒が折れて仕舞いました^^
文章を書くのと詩を創るのでは よく似て非なり でまるっきり違うんだと分かりました。
詩は創るといいますし字数の制限があるため 作意をどれだけ凝縮できるか或いは省略にできるか
に尽きると思います。
一方 文章を書くのには 創作はもちろんですが字数の制限が詩よりも窮屈でない分
自由に書けるような気がします。
とは言いましても 私も物書き で生計を建ててるほどの器量はないですから
よく居るアマチュアの評論家気取りでいるようですね。
冒頭、俳句に凝りました‥としましたが読むことにであります。
創るのに熱心になっても肩が凝るだけ^^
因みに十年前に出来た 唯一入選をしたのを載せました。
午後雨と 聞いて洗車の 手が止まり
もう一丁^^これは気に入ってるだけです。
酒のカス 卯の花みたいな 名は無いの
お粗末様でした^^
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