おはようございます^^
今日は節分です。ラジオで聞いていましたら今年の節分は百二十四年ぶりに2月2日になったそうです。
それを聞いて 輩(やから)君が あっ、と突拍子もない声を挙げたのです。近くにいる者は
またか…と呆れながら苦笑いをしていました。 どしたん?私が訊くと
他の連中はほっとけばええのにという顔をしていましたが ええ…節分が今日と聞いて
忘れ物を思い出したんですよ、と間の抜けたような返事です^^
何を忘れたん 私は会話の都合でもう一度訊かないと仕方なくなったのですが この手のヤツの話は
全く意味のなく他愛もないもので 最後には訊かなきゃぁよかったと後悔をする羽目になるのです。
忘れ物か?私は仕方なく訊いてみました。すると輩君はニコッとしながら
アツコに豆を渡そうと買っておいたのを家に忘れて来たんですよ…とまぁこのアツコさんとは
女性なのか と思うでしょうが、この会社の近くにいる犬の名前なんですよ^^
犬が豆を食うか?と横から丸田が呆れたように言います。
へへへ…輩君は笑いながら喰わすんじゃぁないですよ、一緒に豆撒きをするんですよ…
この時、丸田や他に居た何人かはシラ~として何処かに行ってしまいました。残った私も
これはもう構ってられないゾ、私もこれ以上ここにいるのは いけないなぁという気になり
そそくさとここを離れました。
大体、輩君は惚れっぽいといいますか 幾人もの女性…特にミセスがタイプみたいでここに出入るをする派遣会社の
担当者がえらくお気に入りでして、しかし話かけても相手は 当たり前ながら軽くかわされるのですね。そりゃぁ入門の
受付の業務はこの警備さんが担当をしている関係で この派遣会社の担当も邪険にできないのですが そこは営業らしく
軽くいなしているようで、それがまた輩君には焦らされてるようなのがたまらないようになっているのです。
実際担当の人は美人なタイプですがもちろんミセスで 輩君の情報では二人の子供がいる ということ。
この担当の名まえがアツ子 と知って私はこの 輩君の儚い恋心が水泡のように消え去っていたのだと思いました。
しかし…未練が遺っていたのでしょうねぇ…そこらの 犬をアツコに見立ててジャレてるなんて ちょっと異様といえば異様、
ですがこの輩君のキャラだと笑って済ませられるのですね。実際輩君のご執着してるのは他にも一杯いまして、それをカラスや
野良猫、ぬいぐるみなんかに見立てて遊んでいます。
最後に輩君の名誉のために一言付け加えますと、これは決して病的なものではなく半分はイチビリ^^関西で イチビリというのは
うれしがり みたいなもので本人も冗談を交えて楽しんでるので
ピーポーのお世話になるほどではないことを付け加えて筆を置きたいと思います。