おはようございます(^^)
昨日は祇園のおウワサを話しました。祇園は古い歴史があるのはわかっていますが、
どれくらいかといいますと文献に遺っているのに 忠臣蔵の大石内蔵助が散財をした、
というのが私たちに馴染みのある一番古い記録みたいですね。で…どれくらい古いかと
いいますと赤穂浪士の討ち入りが1703年(新暦)で その前に討ち入りをカモフラージ
ュして遊び呆けていたのですからおよそ300年前に芸者を挙げて遊んでいたのです。
その祇園で遊んだお茶屋さんが(よろず)屋でした。万屋は赤穂の討ち入り以来
有名になりまして、祇園のお茶屋は表に出てはアキマヘン、ひっそりとせなアキマヘン…
このままではアキマヘンと店名を 一力 と変えました。
万…をバラして一 力ですから、ちょっと小粋な変名ですね。
ほかに 漢字をバラしたのに「 くノ一 (くのいち)」があります。最近じゃ知らない方も
いらっしゃるでしょうが昭和の時代 忍者ブームがありました。その頃 女忍者を くノ一
と呼んでましたがこれは女という漢字をバラした隠語だったのです 。当時は面白い 流石に
忍者ともなると 違うねぇ〜と妙に感心したものでした。
もうひとつ逆になりますが 子 があります。最近見かけなくなりましたが、昭和の時代
に女の人の名前によく使われていました。明子、友子、良子だとか なんでもかんでも
子が付いていまして、それじゃあみんな一緒だからと 明代だとか 友恵、良枝などに変
化をする場合もありましたが半分くらいは 明子じゃなかったかな(^^) 漢字には
一文字ごとに意味がありまして明るい子に育ちますように…という親の願いがありましたがそれは日本式(^^)
本場中国には 子 の意味は生涯 という意味合いがありまして、
一 (始まり)と了 (りょう)で 子になりますが これが始めから終わりまでを表しているそうで 明子 なら 生涯明
るく生きていく、と解釈できるそうです。
こう紹介をしてきましたが、…ホゥ〜と感心していただく人より、ちゃんと運転士のブログ書けよ!とお叱りのほうが圧倒しているようです(^^)