マニュアルか現実か

今日は変な天気ですね。
昨日 空いた時間にワックス掛けしました。
暑かったし、ワックス掛けは実に２ヶ月ぶりでした^^;
でも マニュアルには毎週ワックスを掛けるよう書いてあります。
いくら手入れを仕事にしている私たちでも 毎週は ちょっと無理っぽいでしょうね。
そう思ってよく読んでみると、 クルマ四方向あります。前、後ろ、右側、左側です。
あ、天井がありますが、たぶん面積の小さい後ろと合わせると思いますが、
今週前やって 来週は右側、次の週が左側 そして後ろ＋天井…
これで一月回ります(^^)
なんで
一度にせず 毎週に分けるのか わかりませんが、
そうすることで いつも手入れををしている と周りから思われる パフォーマンスみたいなものでしょうか(^^)
運転士仲間に訊いてみて 毎週 バラバラにワックスを掛けている人はさすがに皆無です。
マニュアルに書いてあるよ…と尋ねても
ほとんど ほう～ とか 知らんかった…など マニュアルを手にした運転士はいませんでした。

私が思うに ワックス掛けを四ヶ所に分けるには ちょっとした意味があるのではないかと思っています。
まず 疲れないことです。
クラウンなどデカイ、クルマは面積も広くのワックス掛けは大変です。
昨日したワックス掛けもおよそ一時間掛かりました。
ワックス掛けの手順は まず、全体を水洗いします。
しかも小さなゴミを除くため 二度洗いしてます。洗い終わったら、乾いたタオルで水分を取り除き ます。
次からワックス掛けですが、固形式タイプのワックスは スポンジに取りクルマのボディに刷り込みます。
これが暑い日は照り返しがあって 汗滴らせての作業です。 汗がクルマのボディに落ちて それを拭いて 又落ちて 又拭いて…^^;
体から吹き出る汗でシャツはグショグショになってしまいますが、一旦ワックス掛けを始めたら 途中で止めるわけにもいかず 仕方なく汗みどろになりながらワックス掛けをします。
まぁ そんなことで夏場のワックス掛けをしないのですが…

それでワックスを一面掛けると 今度は拭き取りです^^;
ワックスの説明書にありますが、掛けたあとは直ぐに拭き取りと書いてあります。長い時間放置しておくと ワックスが固まってしまい 取れなくなったり 変色します。
とあります。
黒塗りのボディに白いワックスが残ってしまったら一大事ですね。
だからワックス掛けをしたら 最後拭き取りまで必ずやり通さないといけないのです。

そんなところから ワックス掛けを四ヶ所に分けてするように注意があるのかもしれません。
ワックス掛けの途中 急な出動が入った時 手早く処理できるように配慮されているのでしょうね。
しかし 現実はそんな邪魔くさいことをしている運転士はいません。
今日はワックスを掛けるぞ!!
一時間も 掛かる作業ですから 環境をチェックして 役員さんは午前中は大丈夫だな、雨は降らないな、
よし、じゅあ やるか!!
これくらい気合いが入らないと出来ない作業でもあるわけです。
あと もう１つ！
四ヶ所に分けるメリットです^^;
狭い面積ですと作業自体簡単に済みます。
拭き取りなんかも キッチリ出来ます。
これがクルマ全体ですと どうしても 疲れが出てきて 拭き取りが甘くなります。

さあ、できたぞ♪
思っても 翌日見たら あらら…こんなところが拭き取り出来てない(>_<)
人から指摘されて これほど 情けない話しはありませんから…

やっぱりマニュアルは大切なんだな と考えながら 汗をかいたのでした^^;