まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《11》 ~オープニングイベント~

2013年04月28日 23時48分42秒 | 都市



うめきた広場で行われたオープン記念イベントを見てきた。3DのCG動画を建物壁面に投影するもので、世界的に有名なフランスのビジュアリストが作成し、日本ではグランフロント大阪での公開が初めてだとか。大阪中央公会堂などでも他のアーティストさんの作品の公開などがあるけど、個人的にはこの手の映像を見るのが初めてだったので面白いなあと思った。建物の竪方向の格子を琴の弦に見立てていて面白い。手の動き、指のはじく動作に合わせてトップにある照明も明滅を繰り返している。





日の丸に「祝詞」と書かれている。いかにも外国人から見た紋切り型の「日本」という国のイメージを見ているようで面白い。





暗闇に映る空の映像って、めっちゃ素敵やなあと思った。







今度は竪格子を竹に見立てている。これもとっても素敵!!





桜の映像もまた美しい!!







うめきたの建設風景。ビルたちがニョキニョキとタケノコのように伸びてくる。





スクリーンの横のラインと人の歩く地面の位置があっていることに驚いた。すごい!





やがて幕が上がり、







グラフィカルな大阪城が滑らかに回転している。





大きな目玉の後ろに神戸のポートタワーが見えている。





いろいろな目が浮かび上がってきてちょっと怖い・・・





屋上に取り付けられたライトの躍動感のあるプログラミングも映像とあっていて良かった。









フィナーレは抽象的な幾何学図形のダンスが織りなされ





幕を閉じた。上映時間は約8分、これをおよそ10数分おきに19時ごろから20時半くらいまで開催されていた。この間は2階のデッキは混雑防止のためい黒い布で覆われていた。





主催企業の中にJR西日本が含まれていないのが、ちょっと意外だなあと思ったけれど、もしかしたらルクアまでがJRの影響力の及ぶところでグランフロント大阪はJRの影響下には無いと言ったところだろうか。





そしてキリンとパナソニック。





ちょっと今一つな案内デザインだけど、面白い配慮だなあと思った。

グランフロント大阪 開業2日目の街へ行ってきた《12》 ~夜の表情~

2013年04月28日 13時04分58秒 | 都市



グランフロント大阪の夜の姿。

昨日、開業2日目のグランフロントへ行ってきた。新しい建築・新しい街好きとしては、なかなか楽しかった。半日で回りたいところを全部まわることはできなかったけれど、、思ったことをいろいろ書いてみようと思う。今回、12のカテゴリーに分けて記事をアップしてみようと思ったのだけれども、順番に書いていくと《1》の記事がいちばん下に埋もれてしまうので、団体さんの観光バスの車列のようにいちばん後の記事からさかのぼって書いてみようと思う。なので、今回はいきなりナンバリングが《12》となっている次第である。





南棟のやわらかな曲面を持った外壁ラインと縦のラインが美しいライティングの効果を生んでいると思う。





対する大阪ステーションビル・ノースゲートは直線的だが、その対比が男性的&女性的という相反するもののように見えて素敵である。





イベント後、観客たちは光り輝く大階段へと向かっていく。イベント広場としてはややライティングが暗いように感じるが、こんなものなのだろうか。兎にも角にも大阪にもようやくこういう表情を持った街ができて良かったなあと思った。