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ティーラウンンジ「ルネサンス」は、サイトの案内には「中庭を眺めながら優雅な時を過ごせるティーラウンジ」と書かれてはいるのだが、中庭に面しているわけではない。ティーラウンジと中庭の間には、ちょっとしたコリダー(廊下)があって、コリダーの扉を開けると中庭に出ることが出来る。
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宝塚ホテルの特徴として、(1)築造年が古いこと、(2)増築に増築を重ねていること、(3)緩い斜面地に素養にして建っていること、(4)宝塚歌劇と共生していること、が挙げられる。この中庭は、(1)(2)(3)を感じることができる空間であると思う。
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初期の頃に建てられた本館と、その向こうに東館がそびえ、
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右に目を移すと、そこには本館の正面玄関があったであろう壁が存在する。
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もうすでに原型とかほとんどないのだけどね。
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それでも、落ち着いた佇まいは、このホテルの静の部分をクラシカルなしつらえで、動の部分を高低差を利用した水の流れによって、同時に表しているように思える。
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本館側の薄暗い雰囲気も良いし、
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新館側の煌煌とした明るさもまた対照的で面白いなあと思う。
宝塚ホテルへ行ってみた【4】《徘徊》
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