まっしゅ★たわごと

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実写版「GHOST IN THE SHELL 」を見た。

2017年04月30日 20時59分06秒 | おすすめ


本編に対する前評判は芳しくないものばかりであったが「攻殻機動隊」を実写で表現するとどうなるものかという興味の方が勝ったので行ってみたところ、これがことのほか面白かった。そして、洋画にも関わらず、今回は吹替えを選択。何故ならば、アフレコ陣がアニメ版オリジナルの声優さんがやっているからである。そういう意味ではある程度感情移入できた。











最初は、主人公が草薙素子という名でないことがものすごくしっくりこないのだが(なんで主人公の名前を勝手に変えるかなあ・・・って思ってた)物語の終盤で、人間時代の体が草薙素子であったことがわかるのである。これならば、なぜ日本名を持つ彼女を西洋人が演じているかということの説明がつく。これは恐れ入った。日本のアニメーションは何の説明もなく日本語喋っていたら、それは(たとえ役名がカタカナであっても)日本人役であると勝手に思ってしまうのだけれど、実写ではそうはいかないので、これは実に上手い設定だと思った。最後に主人公が自分(草薙素子)の墓を訪ねるとところ、そして母と抱擁するところもまた印象的である。それと、個人的にツボだったのは草薙素子の実家のアパート名が「アヴァロン」であったことかな。

これはまたいつか見直したい作品である。そのときももちろん吹替え版で。


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