まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

三田物語【4】続々・念願のes koyamaへ  

2013年09月08日 22時50分38秒 | おすすめ



左の扉の中には巨大な妖精がいて





右の扉の中ではベーコンを焼いていたりする。





他にも星のかけらを集めている妖精たちや





そんな妖精たちに囲まれながら休憩できるベンチがあったり、ケーキを買いに来ているはずが、小山ワールドに癒されているような気分になっている自分に気づくのであった。





雨が降った時に各店舗間を移動するための貸し傘だろうか。





料理教室の入口のそばにソフトクリーム売り場があって、マロンのソフトクリームをいただく。観光地の変わり種フレーバーのソフトではなく、小山進氏が味をデザインしたソフトクリームなのだと思って食べると価値があるというもの。仕事柄いろいろな土地の名前と巡り合う機会があるのだが正直なところたまに「三田市」と「三木市」を取り違えそうになることがある。そのくらい私にはあまり縁がない一地方都市なのであるが、





そんな一地方都市の、また更にJR駅からも遠い一住宅地の一角目指して平日の昼間から車が数珠つなぎになって駐車場への入場待ちをするなんてフツーの感覚だとあり得ないけど、またここに来たいなという何かがあるのだと思う。その何かとはそういう施設づくりと







筆舌にも尽くしがたい美味しさと買って嬉しい美しいパッケージと全てが揃って初めて成し遂げることができるのかもしれないなあと思った。もちろんハコモノである建物も同じくハコモノであるパッケージデザインも全て我々の購入するケーキ代金の一部ではあるのだが、そうだということが明白だとしても、また買いに行きたいなあと思わずにはいられないのである。

下世話な話だが、街のケーキ屋に買いに行ってもせいぜい千数百円程度しか買わないけれど、ここに来るには千円以上交通費をかけて、なおかつ数千円単位の買い物をすることになる。それだけ客単価が高いわけだし、やっぱりただのケーキ屋さんに来ているだけなのだけれども、何とも不思議な感じだなあと思った。

おしまい。

三田物語【3】続・念願のes koyamaへ

2013年09月08日 22時28分23秒 | おすすめ



最近新しくできたかのような不思議な形をした建物に入ってみる。さすがにチョコレート専門の売り場とあって温度調整用の風除室が完備されている。しかも順番待ちがあることを考慮して風除室内にはベンチのようなものが置かれている。前方の天井にある黒い穴は





トップライトになっている。





店員さんに写真撮ってもいいかとお聞きしたところ、フラッシュを焚かなければOKとのことなので写真を撮らせてもらう。






遊び心に溢れた店内の意匠。こういうの好きだなぁ。





内装の壁には調湿効果のあると思われる土塗壁が採用されている。床と天井とそれらを結ぶ歯車の機械的な感じと壁面に描かれている土着的な感じの相反するデザインが室内全体に不思議な緊張感を醸し出している。





売り場の一角にある別の部屋に通じる小さな入口をくぐると、おしゃれなカウンターバーのような部屋に辿り着く。全体的にダークなデザインだがここにも天窓が設置されていて、





その深さと言うか高さと言うか、外界との隔たり具合と窓の外に見える平和的な木の葉たちとの対比もまた良い感じである。





建物の外に出てみると、その脇には屋上に上がるための階段があって、まるで自然に生育したかのような小山の上に登れるようになっている。







屋根の上は、ちょっとした散策スペースになっていて、ベンチが置かれていたり、さっきの天窓が六角錐のガラスのオブジェになって佇んでいる。





2階は調理スペースになっているみたいで、屋上側から2階への扉は怪獣のようなカオになっていて楽しいし、





その隣にある丸窓からは調理スペースの様子がうかがえるようになっていて、全体が遊び心にあふれたテーマパークのようになっていて面白い。





ケーキショップ棟に行ってみると、妖精の像が至る所にあって妖精専用の扉があったり





ファンタスティックな暖炉があったり、





その暖炉の近くはちょっとした休憩スペースがあって、ケーキショップで購入したケーキやクッキーやプリンなどをここでも食することができるようになっている。





カブトムシの妖精の後ろの左手にある大きな扉と右手にある小さな扉にもまた秘密があって・・・

つづく

三田物語【4】続々・念願のes koyamaへ  

三田物語【2】念願のes koyamaへ

2013年09月08日 13時00分18秒 | おすすめ



まるでショッピングセンターのような駐車場





まるでショッピングセンターのような駐輪場





三田に三つあるうちの一つである三田牛の三田屋本店に行ったあとに向かったのがes koyamaである。ちなみに、決してyes takasu(clinic)ではない。土日祝日だと、その混雑ぶりが半端ではないと、よく耳にするので平日の昼間にそこに行ってみることにしたのである。もちろんお目当てのブツは事前にHPから予約をしたさ。まず、広大な駐車場の南側にパン屋とお菓子教室があって、更に道路挟んで南向かいには





カフェがあった。






両店舗とも角地にあって向かい合っていて





続く道路は緑豊かな雰囲気を醸し出している。





店舗の近くには合計3個所もの駐車場が併設されていて、どの駐車場からも最寄りの店舗まで、安全に移動できるように緑いっぱいの通路が併設されている。道路には車両誘導の警備員が4~5人立っていて駐車場への誘導と歩行者の安全確保に細心の注意を払っておられる。





倉庫と思われる大きな壁面にはファンタジーな感じのイラストが描かれていたり、





至る所に可愛らしいベンチが併設されていたり、





オモテ側に面する裏方の設備は自然な形で隠されていたり、





来店者のために作られた公衆トイレですら、ただのハコ物ではなく、実にメルヘンチックなものとなっている。





いちばん大きな駐車場だって道を挟んで一般の敷地と相対する部分にもふんだんに植栽が配され





何と言うか、一種のテーマパークに来たような気にさせられる。





何が何だかよくわからないけれど、すごく行き届いている感じがする。





実は、ここに来るまでは「ケーキ屋」さんを名乗った巨大な施設が分譲住宅地のど真ん中にドデーンと居座っている、そんな街並みを想像していたのであるけれど、ここにこれらがあることで良い町並みの一部を創造しているようにも見える。連日訪れるおびただしい数の来訪者に辟易させられるということを加味したとしても、正直、自分の住む街の一角にこういう施設あったらいいなあとさえも思うのである。それはきっとes koyamaというブランドの涙ぐましい努力と配慮があるのではないかと思う。





そんな中で、ひときわ目を引いたのがココ。





他の建物たちとは一風違って岩肌のこんもりした山(まさか、小山??)に穿たれた入口と出口、本当に東京ディズニーランドのアトラクションの一部ではないかと言ういでたちの建物である。本当に入っていいのかどうなのか戸惑ったけれど、思い切って入ってみることにしたのであった。

つづく

三田物語【3】続・念願のes koyamaへ

本日の成果 410.9kcal / 60min

2013年09月08日 00時08分34秒 | ぶつぶつ
本日の成果 410.9kcal / 60min

昨日は昼と夜とでそれぞれ、たらふくステーキを食べ、食後に甘味を食べてしまった。それだけに終わらず今朝もまた昨夜の残りのロールケーキを食してしまったので走りに行く。途中、大雨に靴が浸水。右足が床上浸水、左足が床下浸水となるアクシデントに見舞われたが、何とかジム入りを果たす。昨日の牛肉効果なのか、隣で走っていた人がかなりハイペースなので歩調を合わしていたためなのか、はたまたパーソナルテレビにのめり込むことができたのか、何とか400kcal達成。というか、走り始めは『今日はのんびりやろう』とあまりペースを上げずにやっていたのに、割と燃料消費係数が上がったことは意外なことでもあった。私のような素人の走りと言うのは、どんだけ走る気力があっても走り始めるまでそのコンディションがわからないと言うところにある。もっと言えば、その時間に放送されているパーソナルテレビにいかにのめり込むことができるかにもよるのだ。今日も割と面白めの番組に出会うことができたので割と良い感じで走ることができたのだと思う。そうだ、そう思うようにしよう。