ネコとウッドクラフトと

現在ネコ14匹とウッドクラフトにはまっています

武蔵美所蔵の椅子を見に

2016-11-17 20:23:16 | 木工作品
ダニエル家具の学校校長の島崎先生の御好意と武蔵野美術大学の御協力とダニエル家具の学校事務局長の前野さん等のご尽力で武蔵美所蔵(島崎先生が長年かけて収集した)のいわゆる世界の名作椅子を見せて、触って、座ってという機会を得ました。ダニエルの家具の学校在校生・卒業生に公開してくださったのです。

応募を募ったところ、70名を超える参加希望があり、とても1日では収まらないので2回にわたり開催されることになり、小生はその1回目に参加しました。 それでも、30名強の参加者で、先生の講演はすし詰め状態でした。

講演では現代チェアーにいたる大きな潮流が解説されましたが、同時に作り手の心構えについても言及されていました。 それは、先生の著書や授業でもよくおっしゃられているのですが、「過去のデザイン、スタイルをおおいに参考にしなさい。リ・デザインを繰り返すことで自分スタイルを確立することにつながるのだ」というものです。  これはかつて小生がいたサイエンスの世界でも同様で、まずは先人の模倣からでした。 いきなり新しいアイデアや事象が降って湧いて出るようなことは極ごく稀で、そのようなことが起きたらまず自分を疑えと言われたものだ。オボカタ女史もそれを肝に銘じていれば・・・。

講演の後は名作椅子に座れる事が許され、ウェグナーの「ザ・チェアー」やシェイカーなどは人気の的であった。







ずらーと並んだ所蔵品。 これはほんの一部で、全部では400脚以上とのこと。





ウェグナーにとってターニングポイントとなった明代の椅子「圏椅」。 これをリメイクして「チャイニーズチェア」が生まれ、それが更に「ザ・チェア」、「Yチェア」と発展していく。


ザ・チェア  座ってみたが、安定感があり、すわり心地もいい。 アームの触感も最高!



これも椅子です。  作者は・・・、確認しそこないました。
モデルは13期生のシモちゃんです。 待ち受けにする方は小生にご一報を!





こんなミニュチュアも。   できは我らといい勝負?  学生さんの作品かな?


関連記事はダニエル家具の学校ブログにも http://blog.goo.ne.jp/kagunogatukou  

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