椅子の座面と背の張替を依頼され、お預かりしたところ、木部の一部が破損していたので、ご依頼主と相談し、それも直してみました。
この手の修理は初めてなので、緊張しながらの作業となりました。
椅子の後ろ足から続く背もたれ上部が破損しています。ギボシ状の飾りの上部が欠けてしまっています。椅子を倒した時に折れてしまったそうで、糊付けで処置したもののすぐにとれてしまい、今は折れた先は紛失してしまったとの事。
ギボシ状の飾りを根元から切断。 予想ではこの飾りは後付けだろうと思っていましたが、切断して判ったのは脚と一体で削り出されたものでした。
後脚は座面から下が弓状に反っていますから、旋盤加工は結構大変な作業だっただろうなーなどと思いを巡らせながら修繕を続行。
切断面に垂直に12mmの穴を深さ30mmほど彫りました。
あらかじめ旋盤でギボシ状の飾りを作成。 材料は赤松。 塗装はポアステインとラッカーでしました。
これを先ほどの穴にはめ込み・・・
修理完了です。 なんとかうまく治まりました。
このあと、座面・背を張替て、ご依頼主に届けました。 大変喜んでくださり、ホットすると同時に、またちょっと自信につながる修繕でした。
この手の修理は初めてなので、緊張しながらの作業となりました。
椅子の後ろ足から続く背もたれ上部が破損しています。ギボシ状の飾りの上部が欠けてしまっています。椅子を倒した時に折れてしまったそうで、糊付けで処置したもののすぐにとれてしまい、今は折れた先は紛失してしまったとの事。
ギボシ状の飾りを根元から切断。 予想ではこの飾りは後付けだろうと思っていましたが、切断して判ったのは脚と一体で削り出されたものでした。
後脚は座面から下が弓状に反っていますから、旋盤加工は結構大変な作業だっただろうなーなどと思いを巡らせながら修繕を続行。
切断面に垂直に12mmの穴を深さ30mmほど彫りました。
あらかじめ旋盤でギボシ状の飾りを作成。 材料は赤松。 塗装はポアステインとラッカーでしました。
これを先ほどの穴にはめ込み・・・
修理完了です。 なんとかうまく治まりました。
このあと、座面・背を張替て、ご依頼主に届けました。 大変喜んでくださり、ホットすると同時に、またちょっと自信につながる修繕でした。