ちょっと前のことになってしまいますが、先週の日曜日「M―1」を初めて見ました。特に見るつもりもなかったのですが、見始めたらやめられなくなってしまいました。とてもおもしろかったです。
ネットでも様々な意見が寄せられていて、これが漫才なのかという否定的な意見もあるようです。たしかに決勝に残ったものは漫才と言っていいのか疑問に感じるところもあります。しかし番組を見ている限りあの結果は納得できるものでした。
そして感じたのは、生の演芸番組というのは現場の雰囲気という偶然的な要素によって大きく変わってくるということです。順番や、審査員のコメント、司会者の態度など様々な要素が絡み合って、現場の雰囲気が大きく左右され、見ている人の評価も大きく変わってきたように思えます。
これは批判しているわけではありません。演芸は客観的な評価とはなじみません。生の中で、読めない一発勝負だからこそ芸人の実力が出てくるのです。その現場の雰囲気をつかんだ芸人が一番いい演芸ができたのだと思います。
審査している人も大変だよなとも感じました。M-1に関してはネットで審査員に対しての様々な意見があることを知っていました。しかしあのような雰囲気の中で審査をしていくことは大変なことなんだということもわかりました。自身のテレビのエンターテイメントの中に取り込まれ、審査する立場と演じる立場の両方を担わなければならないのです。すごいことです。
テレビのよさが出ている番組だったと思います。
ブログをこれからも楽しみにしています。🤗