『セクシー田中さん』は今期一番のドラマだった。なんだか一昔前のようなタイトルだったので、全く期待していなかったのだが、肩がこらないドラマでありながら、深い内容であり、日常にくじけそうになりながらも前向きにさせてくれるいいドラマだった。
最初は『ハケンの品格』のように「田中さん」はスーパーウーマンなのかなと思って見ていた。しかし逆だった。「田中さん」は本当に地味で、不器用で、友達もいなく毎日いきているだけの会社員だった。しかしそんな自分を変えようとベリーダンスを習い始める。ベリーダンスにハマり、同時に自信を持ち始めることになる。
「田中さん」の周りの人たちも、そんな「田中さん」の魅力にはまっていく。そして「田中さん」に刺激を受けて、それぞれが自分たちの生き方を模索し始める。見ている私も刺激を受けた。
決して派手なドラマではない。視聴率を稼げるような役者さんがいるわけではない。それでも毎回楽しみにしていたドラマだった。
日本テレビのドラマはパターンにはまらない、いいドラマを作ってくれることがよくある。チャレンジする姿勢がいい。
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