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映画『PLAY 25年分のラストシーン』を見ました。フランス人って自分勝手でいい加減でついていけないけど、その分正直に生きている。いい意味でも悪い意味でも自由だなと思ってしまう映画でした。
監督 アントニー・マルシアーノ
出演 マックス・ブーブリル、アリス・イザーズ他
ある男性が仲間たちと過ごした25年間をホームビデオの映像をつないで描いた青春ドラマです。自分の半生を振り返った時に自分の本当の気持ちに向き合う決心をします。ラストは心が晴れていく展開になります。
それにしても主人公の青春時代はかなりめちゃくちゃです。そのめちゃくちゃさは、大人になっても続きます。ホームビデオをずっと持っている男なんかそばにいたら殴りたくなるはずです。そんな男ですからちょっと感情移入することはできません。
しかしその男の本心はやはり純粋なものでした。ひねくれた男が、本当は純なおとこだったという展開はご都合主義的ですが、それでも男の撮りためた映像にそれが描かれていたので、納得もいくところです。
それにしてもフランス人は自由です。簡単に結婚し、簡単に離婚し、元の夫、妻とあとくされのない関係を続けます。日本人にはこういう自由さが理解できません。こんなにいい加減でいいのかと腹立たしくもありますが、一方ではこういう感覚ならば楽に生きられるのかなと、うらやましくもあり、その心のありようを考える意味でもおもしろい映画でした。
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