とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

映画『本気のしるし』を見ました。

2020-11-14 04:51:10 | 映画
 話題の映画『本気のしるし』を見ました。4時間近い映画でしたが、飽きることなく見ることができました。とは言え、前半はダラダラした展開で、何でこれが高評価なんだろうと思っていました。しかし最後の30分がすごい。序破急そのものでこの30分のためには前半のダラダラが必要だったことがわかります。評判通りのすごい作品でした。

監督 深田晃司
キャスト 森崎ウィン、土村芳、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉

 人間は他人に流されます。しかもその他人が自分を必要としてくれるならばなおさらです。この映画ではそんな流される人間が戯画化され描かれます。しかしそれは「本当の自分」の生き方ではありません。最後は息が詰まり、自分を見失います。本当の自分にならなければ、本当のパートナーとつながることはできません。

 「つながる」ことが大流行の昨今ですが、つながりすぎて息が詰まります。
 
 踏切のシーンは印象的です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする