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本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

顧客へのコミュニケーションの原理 : Primero⇒independecia#17

2009-10-17 12:11:55 | Primero⇒independencia
全脳思考
神田 昌典
ダイヤモンド社

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ビジネスとは、[商品やサービスを通じて、顧客の現在満たされていない状況を将来の満たされた状況(120%HAPPY)に変化させること]であるということを確認し、まず顧客を想定することが必要だと述べた。
そうすると次に問題になってくるのが、どうつたえるかというコミュニケーションが問題になってくる。
どう伝えるかのまず必要なのが、「行動するロジカルシンキング」ということ。
1.納得してもらう
相手に応援してもらうにはまず自分の頭の中を整理し、自分が納得することが必要で、ここで、マトリックスを作り、顧客に対するニーズとウォンツを整理することで伝える土台を作る。
2.理解されること
伝えるべき内容が定まったなら、伝えるということ。スピーチを極めるということ。スピーチの組み立てとしては、
□オープニング(つかみ)
まずは、結論から構築し、この後に続く「要するに」「なぜなら」という文章をつなげていくことが論理ということ。
物語のはじめとなるため、共感性の高いエピソードをいれることができると効果的。
聞き手に安心感を与えるために、Yesセット法というもので誰もがyesと思うことから始め、「私は危険ではない」というように、理解の前提をつくることが必要。
□テーマ(主題)
ここがテーマの結論であり、ゴール地点。どういう方向性の話をしようとしているかという確認。
□プレミス(前提)
テーマでの結論に対して、自分の立ち居地が右なのか?左なのか?といこと明確にする。テーマに対して否定的なのか、肯定的なのか?ということを明確にし、聞き手の理解を深める。
□バックグラウンド(背景)
プレミスにいたるにいたった背景を説明する。身近な事例から、自分が主張するテーマを解決する重要性の確認。
□プルーフ(論拠)
「魔法の数字3」という考え方に基づき、プレミスに対する根拠を示す。
□コンクルージョン(結論)
プレミスとほぼ同じことを繰り返す。
オープニングの結果などに触れるとより感動的になる。オープニング触れたことから自分が伝えようとしていることの可能性を感じてもらう。

3.応援してもらう
論理的に正しいだけでは人は動かないどころか、傷がつくことすらある。
論理的な人間ではなく、人間的な論理こそが求められている。
顧客を120%幸せにするということを忘れてはいけない。

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