![]() | 7つの習慣―成功には原則があった!スティーブン・R. コヴィー,ジェームス スキナーキングベアー出版このアイテムの詳細を見る |
中途採用にて、いまの時代状況で転職すること。
それは、はっきりいってかなりハードル高いということは間違いないだろう。
個人消費者が財布の紐をきつく締めているように、企業側も「しょうもない」ことに、お金は使えない。
それが実情なのだろう。
7つの習慣で就職・転職のことについて書いてあるのが、第一の習慣「主体性を発揮する」の中の「頭と率先力を使いなさい」という項目の中。
人間の本来の姿は、周りの状況に左右されず、その状況に作用を及ぼすことである。という育大の中で自分自身には、「自分自身を取り巻く状況そのものを自分で作り出すことができる」
という意味を持って、
よい仕事につくには、したい仕事や進みたい分野を勉強し、能力テストを受け、
[就職したい企業の直面している具体的な問題を研究し、それに基づいて、自分の能力はその問題解決にどう貢献できるかをしめすための効果的なプレゼンテーションをする」
というもののようだ。
これを「問題解決型アプローチ」といい、仕事を成功させるための基本的手法の一つであるという。
「よい仕事に就けるのは、主体的に問題解決に貢献する人だけなのである。こうした人たちは、正しい原則の範囲内で、望む結果を達成するのに、必要なことはなんでもするという率先力を持っている」
という。
このことは、まさに、19日の日経新聞でリクルートの柏木社長が現在の企業における採用状況について述べていることに直結する。
「企業は将来の事業展開を見据えた人材の確保に動き出し始めている。たとえば、原子力の分野や、環境関連の技術者、製薬のMRのように、価値想像につながる良質な人材は」人材ニーズが回復基調のようだ。
いずれにしても、新卒のときとは違い、入社してから、学ぶというスタンスでは、毛頭道はないということだろう。よいと思ったことをすべてする。
自分が各企業の問題に対して売り込む。
それが、転職をするということだろう。
知識がないのなら、頭を使うしかない。