本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

現代版「企業家精神」② :Primero⇒independencia#30

2009-10-18 23:39:25 | Primero⇒independencia
ニュービジネス活眼塾 アタッカーズ・ビジネススクール講義録
大前 研一
プレジデント社

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d.知的イノベーションに挑戦しよう!
事業の成功の必須のキーワードがこれまで見てきたことにも共通して述べられているが、イノベーションということ。
イノベーションとは、技術的なことと思いがちだが、経営システム、人材採用、コミュニケーション、などすべてにおいて、の新しい方法、これまでになかった新しい方法を構築することを言う。
アイデアを創出するには、自分が今と違う立場に立ったらどうするかを感がることから生まれるという。

イノベーションを起こす鍵としては、自分が握るべきコアスキルを明確にし、最良の形で実現できる人的ネットワークを構築していくということが必要になる。
cf.ソフトバンクの孫正義社長のコアスキル「自分の仕事はデジタルインフラストラクチャーを作ること」
オムロンの立石氏のコアスキル「人間にできることと機械にできることは何か?」人間の価値をもっと高くするために、人間は人間にしかできないことにもっと専念すべきであって、機械でできることは全部機械に任せよ。という考え方。

考える・知的イノベーションを起こす上で、大切なことは、常識でものを考えず、自分に見えているものを見る。自分がおかしいなと思ったら、おかしいなといってみる、そして自分なら、どうするかというアイデアを出してみる。
すべての情報は、インターネットから得るにしても、本から得るにしても、直接人から聞くにしても、じぶんで考え直し、自分の一次情報とすることが必要。

事業という観点での考えるということでは、すべての事象に対して、
①「自分だったらどうするか?」
②それをやったときに競争相手はどう出てくるか?
③お客さんはどう反応するか?
という3つを考える。

e.ベンチマーキング・メンターの本当の意味
メンターというと少し誤解があったが、師とするべき人の意見は、「白でも黒いといったら、白」と思うことであると思っていたが、そうではなく、その師からどの天を学ぶべきかということを明確にし、その部分に徹して学ぶということであるという。

成功者の成功パターンとしては、
自分の目標とすべき人物や企業を見定め、その対象から、謙虚に学びながら、自分の道を切り開いていくという姿勢と実行力と継続性があることだという。

f.事業構想力
アイデアだけでは、事業は成り立たない。
一人価値をしなければ意味がなく、ユニクロのヒートテック、フリース、アップルのI-PODのように強いギミックがあること、そして、製品開発からインターフェース、デリバリー・アフターフォローまで一社ですべての面倒を見れるということが必要。
これは、お客様との双方向での対話がビジネスの成功には欠かせないからだ。

事業構想力とは、アイデアをコンセプトにまで深め、練り上げていく、強い根気と執着が必要で、コンセプトに高め、その後にビジネスプランまでに落とし込み、お金を引っ張ってくるということも重要である。

他人事ではない。頭脳の果てまで極める。情報収集、処理、考察のスピードを圧倒的に高め、自分のコアを考察・反芻し続け、必ず、成功する。


~すべては勝負で、自分から切り開いていくしかない。
必ず、勝利をするということは決まっている。
つまづきがあれば、そのつど修正していけばいい。
知的怠惰は、一番の散在である。自分の頭脳を磨き続ける。
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現代版「企業家精神」 :Primero⇒independencia#29

2009-10-18 23:19:52 | Primero⇒independencia
ニュービジネス活眼塾 アタッカーズ・ビジネススクール講義録
大前 研一
プレジデント社

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アタッカーズビジネススクールでの大前氏の授業をまとめた。
感じたことは、起業をするというのは、並大抵の努力ではできない。ただ、生半可ではない努力をするという覚悟があれば、不可能ではないということ。

まず必要なことは、起業家としての最低条件という考え方・思考方法・発想方法を徹底的に鍛えなおすことだろう。
偶然、神田昌典氏の本を読んでいたということもあり、大筋で、新しく手帳を買った時点で実践を始めようとしていたこと、はじめていたことと大きな違いはない。
大きく違うのは、某先輩も言っていたが、大前氏と神田氏の論調の違いだろう。
大前氏は「生半可な気持ちで起業なんて100%失敗するから、やれるもんならやってみな」という非常に挑戦的な態度であるということ。でも、頭脳を鍛えるという意味で、非常に勉強になる本であることは間違いない。昔読んだときはたいした感銘を受けなかったが、今回は頭脳が突き動かされる気持ちがした。

a.ベンチャーの必要条件とは?
世の中に新しいニーズがあって、そのニーズに自分は誰よりもうまく応えられるという「必要性」があること。

十分条件:
ビジネスシステムを作り上げること。
必ずしも一人ですべてを完成させようとすると、返って失敗する。自分のできる範囲を明確にし、外部、もしくはパートナーに役割を分担する。
具体的にいうと、商品設計、アフターサービス、ファイナンス、人材調達・育成という企業としての体を作ること。

日本では、社会保障の面から、路頭に迷うということはない、いざやるとなると、背水の陣で挑む。

b.起業家・成功する人物の共通思考
⇒戦略構想のアイデア獲得のために
:アイデア1000のうち成功するのは、せいぜい1つ。
だから、
何事であれ、わかったつもりにならず「ほんとうにそうなのか?」「なぜそんなことがいえるのか?」という姿勢で、考え続け、自分でわかる範囲までデータ元まで調べ、わからなければ、わかるひとに聞くという知的探求の執拗さ。

◎知的レベルのブラッシュアップ⇒興味の対象を広げるということ
これは、つまりすべての機会を事業について考えるチャンスとして考える。
たとえば、TV,雑誌のCMなどもその会社の広告部長になったつもりで、「自分ならこうするのに」ということを四六時中考える。

疑問に回答するという行為を反芻しつづけることで、自然とわかりそうな人に、聞かざるを得なくなるのだと思う。

ちなみに、戦略とは、「お客様のニーズに対して、競争相手よりも相対的に優位な製品を継続的に提供すること」

c.飯より好きな分野を発見する
大前氏は面白いことに自分の唯一のツールは「なぜか?」と問うことであるという。大前氏は、答えを解決するのは、理論ではなく、フィールドワークであるという。実際にユーザーに質問をする。現場を観察する。事実をデータまでにさかのぼって、調べる、そのことの繰り返しで、興味の対象を広げ、飯より好きな分野を発見する。

大前氏は飯より好きな興味の持てる分野であれば、必ず成功するという。
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興味の幅を広げるには? : Primero⇒independencia#28

2009-10-18 22:46:30 | Primero⇒independencia
ニュービジネス活眼塾 アタッカーズ・ビジネススクール講義録
大前 研一
プレジデント社

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もともとは、だいぶ前に読んでいた本で、自分の興味の幅を広げるには、どうするのが一番よいのか?という疑問の元に読み返した本。
必要となる部分、「興味の幅を広げるには?」ということへの回答の部分を読むつもりであったが、結局ほとんどを読み返してしまった。

もともと、自分の興味の幅を広げたいとそれとなく、今の状況もあり、思っていたわけだが、結果的にこのタイミングでこの本を読んですごくよかった。
自分なりに思っていたことは、新聞を事実情報として、それを考える材料として、調べ、ブログで情報発信をしていくというくらいの気持ちだったが、この本を読み返してみて、考え方の根本を揺さぶられた気がする。

新聞というのは、あくまでも、世界への扉を開くためのきっかけで、そこからどのような反応をするかというのは、個人の自由で、使い方によっては、ひとつの最高の思考を鍛えるツールにもなるのではないかと思った。

まずは、この本を読んで考え出した自分なりの[情報・アイデア整理の原則]というものを記したいと思う。

興味の幅を広げるというのは、自分が現状より、対応が可能な範囲を増やすという意味でとても重要なことである。

[情報・アイデアの増発の原則]
a.手帳に、Projectという形で疑問に感じていることを書く。
見開き一ページという形で、そこに、特に自分が弱いDATAの部分も含め、その疑問への回答となりうる部分も書いていく。
発生した疑問はできるだけ、早く反芻も繰り返し、回答を出せるようにしていく。

⇒より明確にしていかない解けないポイントとして、すっきりするタイミングをどういう基準で設けていくかということがある。

b.頭の整理ができたら、A4用紙一枚でいいたいことを必要に応じてまとめていく。
⇒特に、疑問を持つという好意は、潜在意識の中で何か解決したい問題があり、そこへの周辺情報もしくは、遠回り中たちで、回答を試みているわけであるから、こういうことも重要であると思う・

c.必要に応じて、アイデアをProjectの成果としてPCで管理

大前研一氏の本よりの言葉。「知的怠惰こそ、人間として一番の散在」。
人間には、本心の奥底に、深層心理というか、もっと深い部分での自分もあると思う。さっきの#27でも書いたが、そういった深層心理での弱い部分も含め、自分は変わっていかないといけないと思う。
やることは本当に山積だ。スピードを上げていかないといけない。

必ず、勝つ。自分に。そして、愛する人を幸せにする。
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おそらくよく見ている悪夢。自己変革のとき。 : Primero⇒independencia#27

2009-10-18 22:33:20 | Primero⇒independencia
45分で強い自分になろう ~自信獲得プログラミングCDつき~
ポール マッケンナ
宝島社

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[心地よく寝ているとき、誰かが、なぜか自分の家の鍵を、落としたわけでもないのに、自分の自宅の家の鍵を持っていて、無理やりに開けようとして、それは女性で、すごく嘲笑しながら、見知らぬ男性と僕の家のドアをこじ開けようとしている。なんとか、中には入られることはないのだが、ドアの鍵は壊れる。何とか、中に入られるのを防ぎ、最悪の気持ちのところで、目が覚める。
・・・金縛りにも近い状態になっているとの時に目が覚める・・・]

おそらく、最近よく見ている夢である。

助けがほしいわけではない。
自己への軽い偽り。自分が本当は、弱い人間で、怠惰な人間だとしたら、いまは、かなり、自分を酷使していることになる。でも、自分は、社会的に成功を求めたいと思っているし、よりよい自分になりたいとも思っている。
今日一日過ごしてみて、自分の頭脳は、酷使すればするほど、強くなるという確信も持てた。でも、メイラックスという薬を飲んでいるからかもしれないが・・・
今の自分は、どこか、弱い部分を無理やりにでも、かなぐり捨てようとしている部分もある。

人は変われる。
でも、どこかで書いていたが、ポジティブに変わろうと変化に対しては、それと等価のネガティブな力が働くという。
メイラックスという薬の効き目はよくわからないが、せっかく少なくとも、ポジティブになれかけつつある自分失うのは怖い。
これが、自分の過渡期と信じて、もう少し、この薬に頼ってみよう。
明日は、心療内科に行く日。

負けてたまるか!!
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収益構造の転換 強みを活かす : Primero⇒independencia#26

2009-10-18 15:34:52 | Primero⇒independencia
富士フイルム日本型高収益経営の秘密
橋村 晋
日経事業出版社

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今回の記事は、日経新聞より、「変身企業~収益構造の転換」
という記事。企業としては、富士フィルムが取り上げられている。
もともと、富士フィルムは「米コダックに追いつけ、追い越せ」で、写真の現像時間を短縮するということを至上命題にしていた、しかし、デジタルカメラが、2000年を境に登場し、年率25%で需要が縮小していき、危機的な状況に。
写真フィルムに変わる新しい事業がないと企業の存亡の危機となっていた。そこで2004年第二の創業を決意し、主力のフィルム事業を縮小し2つの方向性での事業転換を行った。しかも、これまでの写真フィルムで培った人材や技術をそのまま活かせる分野に。
それは、医療は液晶関連の事業である。医療では、最近よくTVでCMをみるアスタリフトが思い浮かぶだろう。

フィルム事業では、エコポイント制度でも購入促進されている液晶テレビに使う偏光板保護フィルム(TACフィルム)で世界シェア8割を握るまでになっているという。
マーケットとしては、富士フィルムの事業構造の転換が今後どういう展開を図るかが、試金石としてみているようだが、一素人目に見ると、既存事業の強み・人材を活かし、次の一手に、しかも時流には向かない形で進んでいるというのは、すばらしいと思う。この記事でもそうだが、医薬品業界は、この富士フィルムが、08年3月に買収した富山化学工業がインフルエンザ治療薬に手を出しているように、新薬開発というののハードルが高い分、異業種から、新たな発想で、参入する企業も多いようだ。

ただ、こうやって冷静に見てみると、アスタリフトのCMの不自然さといい、若干の迷いがあるのも真実なのだろう。
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医療業界 ワクチン事業の注目 : Primero⇒independencia#25

2009-10-18 14:55:53 | Primero⇒independencia
[改訂版]よくわかる医薬品業界 (業界の最新常識)
野口 實
日本実業出版社

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[2009年10月17日の日経新聞記事より]
製薬大手のグラクソスミスクラインが子宮頸がんのワクチンを国内で初めて承認を受けたという記事。まだ不勉強なところもあるので、はっきりとはいえないが、これまで、製薬会社はどちらかというと、新薬開発に力を入れてきたのではないかと思うのだが、この記事によると、
「副作用への懸念から日本ではワクチンが欧米ほど普及していないが、重症化を防ぐ効果も期待できるワクチンへの関心が高まっている。」
「新型インフルエンザの感染拡大でワクチンの重要性が見直されているなか、製薬大手は、ワクチン事業を強化している」という。
第一三強では、10月にワクチン事業を担当する部署を新設したという。
担当者のコメントとして、
「新薬なドン続き、ワクチンを事業の柱の一つに育てる」とのことだ。

ちなみに、ワクチンとは?
□ワクチン(ドイツ語: Vakzin、英語: vaccine)はヒトなどの動物に接種して感染症の予防に用いる医薬品。毒性を無くしたか、あるいは弱めた病原体から作られ、弱い病原体を注入することで体内に抗体を作り、以後感染症にかかりにくくする。弱いとはいえ病原体を接種するため、まれに体調が崩れることがある。
とのこと。

この新聞記事によると、主な製薬会社のワクチン事業の取り組みとしては、
・グラクソスミスクライン(英)
:子宮頸がんワクチンの承認を所得
・万有製薬(米メルク子会社)
:子宮頸がんワクチンの商品を申請中
・ワイス(米)
:小児用の肺炎球菌ワクチンの承認を所得
・第一三共
:髄膜炎予防用ワクチンを08年12月に発売。需要増を受け増産
・武田薬品工業
:ノバルティス(スイス)から髄膜炎予防用ワクチンの日本での開発権を5月に取得
とのことのようだ。

*ちなみに、もっと製薬業界のことを学びたい方のために、関連書籍リンクを張っております。よければ、ご覧になってください。
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医療業界 イオングループ : Primero⇒independencia#24

2009-10-18 14:26:38 | Primero⇒independencia
イオンが仕掛ける流通大再編!
鈴木 孝之
日本実業出版社

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直接記事の内容と関連があるわけではないが、よりイオングループについて、研究されたい方に向けて、リンクを貼ってあります。
[2009年10月17日日経新聞より]
記事の概要としては、イオングループが調剤事業を強化するということだ。
イオン=調剤薬局というイメージもまったくわかないし、ドラッグストアをもっているというイメージもわきづらいが、実はグループ参加に、ツルハホールディングス、グローウェルホールディングスなどドラッグ7社とクラフトなど調剤薬局2社を抱えており、ジャスコなどのスーパーでの売り場も含めると取り扱い店舗は2600店舗にも及び、売上高では8000億円を超える医薬品販売の最大勢力とのこと。

イオンがこのような戦略に打ってでる背景には、改正薬事法によりドラッグ店の主力である一般用医薬品(大衆薬)販売の競争の激化があげられるという。武器としては、後発薬も武器にし、収益性の高い調剤薬局にしていくという。

考察としてては、もちろん薬剤師の接客技術の向上にも努めるということの用だが、#23のユニクロなどとは逆の方向性に見えて仕方がない。まだまだ自分自身不勉強ではあるが、今のトレンドでは消費者ニーズにこたえるため、商品軸でイノベートを起こし、販路を増やし、価格面でも工夫を凝らし、販売方法にも工夫を凝らし、やっと顧客から指示をされるという方向性が明確な気がする中、総花的に、「儲けの種になるんならやってみまひょか?」的な支店が見えるような気がする。

もちろんメリットとしては、医薬品メーカーにとっては、消費者接点が医療用医薬品においても、増えるという点でのメリットはあるだろうし、消費者にとっても、スーパーなどで、調剤薬局があるということは大きいメリットになるだろう。

ただ、一番の根本的な問題が、消費者自身が調剤薬局をどうもっと、よい形で利用するかということの知識が、僕自身なさ過ぎるということではないだろうか?
一度処方を受けたものでも、別の場所で同じ薬をもらうにはどうしたらいいのか?
調剤薬局って結局は医者にいった後に仕方なしにいくところでしょ?
みたいな理解が多いと思うので、そこの教育というのも必要になるのではないか?
コメント (2)
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強い流通3つの法則 : Primero⇒independencia#23

2009-10-18 14:09:14 | Primero⇒independencia
成功は一日で捨て去れ
柳井 正
新潮社

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時間が何のは、百も承知だが、狭い興味の範囲を広げ、知識と知恵を増やすために、新聞記事をまとめていくことにした。
先週の日経新聞の記事からまず。「強い流通3つの法則」という記事。
ユニクロは低価格志向で消費者の節約志向をとらえ、成功していくというのは、よくしられていることではるが、それ以外にも、不況下でも成功している企業には、安さ以外の3つの共通点があるという。

まず、
①「ついで買い」を誘う仕掛け
a.中華料理 ハイディ日高
主力商品は、390円のラーメンだが、そこにビールなどを頼む顧客ニーズを取り組み、錯体売り上げが0.6%上昇しているという。
b.ユニクロ
低価格に付け加えて、高機能の商品を追求することで、下着、靴下のついで買いを誘っていると説明されている。

②製造小売(SPA)であるということ
自ら商品の企画から生産までを行うことで、中間コストの削減になる。
また消費者の需要を直接商品企画にいかせるということも利点としてあるという。
a.ニトリ
b.ABCマート
自社開発したヒールの高いスニーカーを半値以下で投入し、校長。

③大量売り切りモデル
在庫の最適化と、売れ筋情報の把握
a.ポイント
店頭の販売情報を徹底的に分析し、売れ筋を察知し、生産、商品開発に機動的に反映させているという。
b.しまむら

日経新聞の紙面構成上それ以上は深くは、掘り下げれていないし、核心まではわからないが、上記企業について、知る限り、もうひとつ加えるなら、成功に対して、ストップしないで、次の商品企画を、次の核になりうるアイデアを過去のヒット商品を破棄、もしくは維持・改善することということももうひとつの大きな共通点になるのではないかと思う。
いずれにしても、好調といわゆる上記に取り上げられている企業は、医療・福祉・ITのようにいわゆる今後成長が期待されているという業界でもない、イノベーションを飽きずにやり続けるということが何よりも大切なのではないだろうか?

★リンクで貼っているのは記事の中にもある、ユニクロ柳井正社長の最新の本だ。
成功している企業家の書籍ということもあるが、ぜひ読みたい本だ。
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絶えず進化・成長するために : Primero⇒independecia#22

2009-10-18 12:45:14 | Primero⇒independencia
自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND
渡辺 健介
ダイヤモンド社

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1章の途中から。自分にとっても非常に重要なことなので、あえて、項目を分けました。
絶えず進化していくために重要なことは、差をうきぼりにするということ、変わるために、変われないのは、「何をしていいかわからない」ではなく、「そもそも本当に変わりたい」と思っていないから。
転職というのは、リスクが非常に大きい。特にこういう状況においては、しかし変わらない場合のリスクと照らし合わせた結果、そういう決断を下さないといけないこともある。

[自己変革のために]
A.差を感じる機会、理想と現実を感じ続ける。
差を感じる機会を自ら積極的に絶えず、生み出していく。それが変わりたい方向に近づけるということも重要なことだろう。
・すごい人に出会える機会にどんどん飛び込んでいくというのも重要なこと。
・比較するのは他人ばかりではなく、自分でもいい。
理想の自分と今の自分の差を明確にするということでもよい。
しんどいとか、つらいという感情を乗り越えて、目指すべき方向性に、進むためには、苦しい思いも必要なのだ。

注意点は、
「他人と比較ばかりして、自分の至らなさに落ち込んだり、嫉妬して退任の足をひっぱったりしては絶対にいかん。比較は、負の方向ではなく、前向きに変わっていくためのきっかけにしなくてはならない。」

B.プリズムをはずす
何かがうまくいかないときは、調子の問題にせず、根本的な原因を直視する。以上に胸に痛いことであるが、「誰かが不快に思っていること」「好ましくないと思っていることは紛れもない事実」
偏見・主観でモノゴトを受け入れるのではなく、起きた事をありのままに捉えるしか、解決の方向性はない。
ここが、今の自分が一番弱いところなのかも知れない。確かに、今の自分のいる会社に問題点が多いことも確かだ。でも、自分に非があったと考えることなしには、成長は止まってしまう。
正直、ここで踏ん張るべきなのか?逃げるべきなのか?というのは、いくらでも、都合のよいように解釈はできるが、本音でいうと多少まだ迷いがあることはぬぐえない。

ポイントとなるのは、
「誰のせい」と犯人探しを始めるのではなく、「次はどうすればもっとうまくいくか」「自分にできる最善のことは何か?」ということを考えるということだろう。
こう考えると、うまくいくという選択肢が現状の環境で自分の中で難しいという判断が総合的に考え今の考えに至っているということだ。

C.やるときめたら、たたみ込む。
そう。決めたい上は、後戻りできないときもある。慎重に考えつつも、できることを最大限する。そこが成功者とそうではない人を大きく分ける。
この小で一番響いたことのひとつでもあるが、
「たたみ込む力」ということ。
まず
a.「思う!」
:問題意識があるので、日々の生活する中で、これが問題だ、これをやったほうがよいと感じることが頻繁にある。
b.「必ずやる(DO/!)」
:思ったら、必ず行動に移す。
c.「すぐやる(DO-speed)」
:そのスピードを各段にあげていく。
d.「ちゃんとやる(DO-impact)」
:やるとなれば必ず、納得がいく形なるまでやる。

要するに、思う回数を増やす⇒思うことを実行する数を増やすということが重要で、成功者と失敗する人を分ける要になるのだろう。人生の転機にはしんどいなどといってられないし、いまの行動の結果が次のステージおいて、の成長にもつながる。
思っていても、たたみ込まないと意味がない。無理だよと思うのではなく、「とりあえず、やってみよう」に切り替えていく。成功するための条件として、何でも意義がありそうであれば、とりあえずやってみる。
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経営革新塾申込 : Primero⇒independecia#21

2009-10-18 12:13:07 | Primero⇒independencia
経営革新塾 福山というものが、あるようだ。
対象としては、「現在事業を営んでいる若手経営者、幹部社員および、後継者」とあるので、受講できるかどうかは、難しいところだが、応募する自由はあるので、応募してみた。
googleで検索する過程でわかったのだが、どうやら各エリアの商工会議所が主催で、各地で開かれているようだ。

身近な人的資源を広げる。同年代で差がある人に会うという意味で、ぜひ受講したいところだ。もう、内気になっている余裕はない。貪欲に、出会いを求めていくしかない。

ちなみに、コンセプトとしては、現在のグローバルマーケットの中において、南極を打開するために、日本固有の「和」の精神というのを見直し、事業発展につなげようということのようだ。
プログラム等興味のある方は、ぜひご覧になってください。
締め切り等があるようなので、早めにお願いします。
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意思決定。畳み掛ける姿勢。 : Primero⇒indenpendecia#20

2009-10-18 11:38:42 | Primero⇒independencia
自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND
渡辺 健介
ダイヤモンド社

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今まさに決断を下す。それも、できるだけ、短期間でありとあらゆる情報から、決断をしていくというタイミングに自分はいる。時間を有効にかつ、より精度の高い思考を今後の長期的な視野の中で行っていかなければならない。そういうタイミングに今の自分はいる。
この本では、答えのない社会の中での何かを仕掛ける勇気を感じてもらうということを前提に、考えるツールを提供してくれる。
まず今回は第一章から。
第一章では、個人における問題解決のために、「評価軸×評価シート」というものを使い意思決定のプロセスを身につけるという話。

きっかけは、ピンキーという少年とブーという幼馴染が国の代表としてサッカーの試合にである。ブーはうまくプレイできるが、ピンキーは対照的。
そこで、ピンキーは自分は成長しなければならないと思い、サッカーの名門国への留学を決意というところから始まる。

[決断のためのプロセス]
a.周囲の人の力を駆りながら、情報を集めていく。
ピンキーが次のステップに自分は進まないといけない。そう思えたのは、追い込まれ、差が見えてきたから、ここでピンキーは母親・父親、師などアドバイスをもとめ、インターネット、人的ネットワークを使い情報を集めていく。
このときのコーチのアドバイスが、
・「もう無理」というところで、踏ん張って一歩前に出る。
・今日起きていることは、今の自分の実力の結果でしかない。
・人間は2回試されている。
まずしっかり結果を出すか??
そして、次に成功しようが失敗しようが、その結果をどう生かしていくか?
ということだという。
ここは、今の自分にも、耳が痛いところである。
ここでの学びは、成功する人には、メンターがおり、謙虚に学んでいく姿勢があるというが、全部自分で答えを出す必要はないということ。考えながらも、経験者などから、アドバイスをもらい、よりよい結果へと持っていく。そのことがいたせつなのである。

b.日々の行動の改革
・現実の直視
自分に実力が足りないというのを認めるのは、非常にしんどい。でも、防衛本能を働かせ、次の一手を打たないとそこで成長は止まってしまう。
逃げずに、情報をまず集める。
・ゼロから出直すなんて考えない
⇒環境が変わるにしても、これまでの経験、自分のできることというのも生かしていく姿勢がないとだめ。
くらげコーチは「ぼろぼろでも、ないよりマシ!今あるものから積み上げろ」という。

c.複数の選択肢を用意する
決断の際は決して、ひとつの選択肢のみに熱狂して選ばない。
各選択肢のよい点・悪い点を情報を得、それが果たして事実なのかという視点で見る。
評価軸として自分が望むことに対して対象の実を整理し、結論を出していくということ。総合的に評価してもっとも魅力的なことを選んでいく。
また、項目の中のマイナスポイントは必ずしも、それで決定という性格のものではなく、自分から仕掛けていくことで、変えていくことができる性格のものであるということも忘れてはいけない。


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Little Voice才能と本心 : Primero⇒independencia#19

2009-10-18 11:22:06 | Primero⇒independencia
リトル・ボイス [DVD]

パイオニアLDC

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夜に特に、深夜に映画がやっていたら、感受性に刺激を与えるという意味でも、映画をみるようにしている。
昨日見たのが、「Little Voice」という映画。

[才能は他者から発見される。しかし・・・]

スタートは、母親が、初めて、家に電話回線を引く際に、回線屋が家に来て修理を二人でしに来るというシーンから。このときの一人がそのとき下のローラに徐々に思いを寄せていくというのがあまり中心では取り上げられているわけではないが、重要なところ。彼は電気工事という仕事をしながらも、伝書鳩の鳩の世話というのも独りでしているという設定。
彼も下のローラに同じく、無口ではあるが、この映画の主題でもあろう、自分の才能と本心というものを大切に生きている。

夫婦間のうまく言っていない、夫婦の間で、父の死後ローラという少女がひきこもりになってしまう、そして、ほとんど言葉を発しなくなる。
いつも小さい声で話すので、母親が、皮肉ってLittle Voiceという名前をあだ名としてつけたという話だ。
母親は、放蕩者で、ある日バーで芸能関係者と知り合い、彼と家で愛の営みを行おうとしているとき、ローラが二階で父の形見のレコードで、彼女自身四六時中聞いているそれを大音量で、掛けている。
母親は、それが気に食わず、一階でもダンスミュージックを大音量で掛ける。
すると家のヒューズが飛んでしまい、レコードはストップ。

そうするとなぜか二階からまだ美しい歌声が。
そう、ローラにはすごい歌の才能があるという才能をその芸能関係者が見つけ、必死に彼女を最初は、謙虚に引き出していこうとし、やっとの思い出知り合いのステージに立たせることに、ローラ自身は非常に拒んでいたが、そのステージが大成功で、ある大物芸能スカウトにつながるということに。
男は、やっと自分にも成功がつかめると思い、ローラは一回きりといっていたステージを無理やり続けさせようと。

でも、ローラはふさぎこんでしまう。無理やり二度目のステージに上げようとしたときに、トラブルでローラの家が火事になってしまう・・・
ローラはそのまま死のうとしていたが、そのときに電気工事の若者が、彼女を心配し、家に急行し助け、二人でおそらく伝書鳩の世話をするという方向に。
というような映画だ。

ローラが亡き父に見守られながら、ステージで歌い会場から大歓声が沸き起こるところまでは、
「人の才能は、他者により発見される。機会を生かすも殺すも自分しだい」
という教訓めいた話にも見えるが、ローラはそれを本心とせず、愛する人=亡き父、電気工事士の若者へのかすかな恋慕を大切にした。

「どれだけ、才能が認められようと、自分の本心に偽り、生きていくことは困難である。」そのことを学ぶ映画だ。
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