本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

小説060 : reProfesional #132

2008-11-20 23:54:03 | reProfesional
chapter#60 本能

前章で考察ということの重要性を人生における範疇で説いたあとで、すぐに、やんわりと否定してしまうということになるが、まっとうな知性を持っている人ならば、それほど、ボクがむちゃなことを言っているわけではないということをわかってくれるはずである。

ただ対象化を絶え間なく試みるだけだと、主軸としての自己をかえって崩壊させるという結果にもなりかねない。対象化を絶え間なく行おうとするのは、いわゆる哲学病ともいえなくない状況であるといえる。我思うゆえに我あり・・・という前近代的自己肯定的崩壊に陥ってしまうといえる。

自己を肯定的に対象化し、他者、対象を対象化しつづけるだけでは何もうまれないというのも、前章のことをそっくりそのまま否定してしまうことにもつながりかねないが、事実である。

自己を対象化する主軸となるもの。
それが、いわば、本能ともいうべき部分である。
感じるということが実は、考察という行為の前提、根本にあってこそ、生きるという行為総体は完成される。
どちらかだけで生きていこうということになると、たちまちその人物は阿呆面に身を任せ、醜い中に身をおくということになりかねない。

自分をあきらめない。世界をあきらめない。
到底不可能なことにも立ち向かっていこうと出来るための根本が本能をいかに磨いていこうとするか?ということにかかわっている。

腐った本能では、自分だけでなく、まわりも腐らせる結果になる。
創造的に生きようとするには、考察で事態を改善しようとし、本能で事態とは何をさすのか?という捉えていかなければならない。

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