本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

社会人最高の教科書:松山情報発見庫#200

2005-06-16 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『人を動かす』,D・カーネギー

人を動かす最高の秘訣をこの本ではあらゆる角度から検証している。
すごい!!
この本を読んだ、ある程度社会経験のある人ならこう感嘆してしまうだろう。
そんな簡単なことだったのか。
いや、そうだな。さすが古典的名著として長年にわたって受け継がれている本だけのことはある。
(この本を内定者用の研修テキストに選んでいるH社もさすがといった感じである)
今回はあえて詳しい内容には触れず、この本の核となる部分にだけ触れたい。

『友をつくり人を動かす方法』
この本の現代を直訳するとこうなる。
この極意とは、結局は35㌻の

「人間の持つ性情のうちでもっとも強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」という。ここでジェームズが、希望とか要望とかいう、生ぬるい言葉を使わず、あえて「渇望する」といっていることに注意されたい。

ということに集約されていると思う。
人は往々にして感情によって動かされてしまう。
怒ったり、憂鬱になったり・・・
でも、要するに人間関係をうまく進めるには、
相手が「重要な人物である」と思われたがっているという事実を最大限配慮すればよいということになる。
相手を立て、相手に敬意を示しその後に自分がある。

そういう姿勢にもっていければ、営業も、そのほかの人間関係もきっとうまくいくだろう。
この本を読む機会を与えてくださったO氏には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。
結局は、人間性の豊かな人たちに囲まれ働きたい・・・
そんな気持ちがよぎる今日この頃。
まだ10月までには日はたっぷりある。
まだもう少し就職活動の結論を出すには時間をかけてもいいのではと思う6月13日23時45分でした。

コメント
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