本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

基本の徹底した実践:松山情報発見庫#197

2005-06-13 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『商売の原点』,鈴木敏文

以前から気になっていたセブンイレブンの鈴木敏文氏の本だ。
鈴木氏は、商売(小売業)の基本原則として、
①品揃え
②鮮度管理
③クリンネス(清潔さ)
④フレンドリーサービス
を挙げている。
これを営業という仕事に置き換えてみると、
①テクニック、実践量、経験
②お客様の喜ぶ新しい情報
③身なりの清潔感
④感じのよさ、謙虚さ
という感じになるだろうか。
鈴木氏は、ビジネスとして商売を成功させるためには、この基本を地道に続けることが大切で、この基本にいつでも戻り徹底的に実践することが結果として、他との差別化につながると説く。

また、小売業とくに、コンビニでこその差別化戦略として、
a.味 b.鮮度
へのこだわりの大切さも挙げられている。
これは同じく、営業という仕事に置き換えてみると、
a.個人の人間性
b.個人として顧客に与えられる有用性のある情報
ということになるだろうか。

それから、鈴木氏は、今の商売は、経済学というような論理的なものより、
価値観、心というものに重点が移っており、
心理学的な知点から、分析しなければならないとしている。
仮説と、検証から、お客様、クライアントの心理を分析することが大切だと説いている。

ps.
基本に忠実に、謙虚に、もっと相手の気持ちを考え、相手の立場に立って話を聞くことの大切さを痛感した6月7日(火曜日)の宗田でした。

コメント
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