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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

このご家庭は、暖かくて優しいですね。 お母様も娘さんも。

2025-04-11 01:37:40 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「お疲れさまでした」というタイトルで、32歳の女性が投稿されていました。

 3月に退職を迎えた父と二つ年下の母は最近、「歳のせいか耳が遠くなった」と気にすることが多くなってきました。

 2人の会話を聞いていると「え?」「何?」「なんて言ったの?」と、お互いに聞き返す場面が多く、なかなか会話になっていません。

 ある日、母が父に向かって「ほうれん草のごま和えはどうだった?」と、その日に作ったおかずの感想を聞きました。

 すると、5秒くらい沈黙が続いた後、「高齢者の5万円?」と、父が聞き返しました。

 その場にいた母と私は顔を見合わせて、思わず大爆笑! 全く予想もしなかった父の発言に驚きつつ、面白すぎて思わず笑ってしまいました。

 少し考えたら、二つの言葉はよく似ているなと思いました。

 父は、聴力の衰え以外にも、腰の痛みもの忘れなど、だんだん歳のせいかなと思われる体の変化を感じ、悩むことも増えてきました。

 しかし、家族の何気ない会話で笑える小さな幸せを日々感じつつ、これからも母とお互いに支え合いながら、楽しく過ごせる人生を送ってほしいなと思います。

 勤続43年、家族のためにお仕事お疲れさまでした。

 お父さん、これからは自分の時間も大切にしてね。

 以上です。

 
>ある日、母が父に向かって「ほうれん草のごま和えはどうだった?」と、その日に作ったおかずの感想を聞きました。
 すると、5秒くらい沈黙が続いた後、「高齢者の5万円?」と、父が聞き返しました。
 その場にいた母と私は顔を見合わせて、思わず大爆笑! 

 このご家庭は、暖かくて優しいですね。

 お母様も娘さんも。

 私も歳をとって、耳が聞こえにくくなりました。

 もしこんな場面があったとしたら、かみさんに「何を言っているの、もっと真剣に私の話を聞きなさい!」と、叱られるでしょうね。😅

 かみさんも高齢者の仲間入りをしていますが、まだ耳の方は大丈夫のようです。

 1昨日 昔の同僚三人と25年ぶりに会いましたが、私の隣に座ったH君が私の話が聞き取りにくそうでした。

 「H君、私に話が聞こえないの?」と言いましたら、「俺は左耳が完全に聞こえない、右の耳で話を聞いている」と、言いました。

 私より酷いなと思いました。私は聞き取りにくなっていますが、完全に聞こえない事はないです。

 歳を取ると、何処かしこ悪くなると思いました。

 お互い杖を使っていますが、歩きは彼の方がしっかりしています。

 昔ハンサムだったS君は、名古屋駅までの交差点を渡ろうとしたら「無理するな、ひとつ信号を待とうか」と、私の足がおぼつかない状態に気づいて言いました。

 距離にして10メートルぐらいありました。

 すでに青のランプがついていたので、渡れそうもないと思ったようです。

 私は、少し小走りに走りました。

 「お〜い、走らなくていいよ」と、S君は声をかけてくれました。

 走ったおかげでギリギリ間に合いました。

 車が今か今かと待ち受けていました。

 若い頃S君がモテたのは、顔や背丈だけでなく、気遣いがあるのでモテたんだと思いました。



大橋純子 - シルエット・ロマンス