新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月9日 その2 続・長崎市は平和祈念式典にイスラエルを招待しなかった

2024-08-09 07:07:23 | コラム
鈴木史朗長崎市長は「粘り強く説得する」と語った:

昨夜TBSのニュースで見た鈴木市長は淡々と「各国を粘り強く説得する」と言われ「イスラエルを招待しないのは、中近東の情勢に不測の事態が発生しないように熟慮した」と説明された。当方は不勉強にして鈴木史朗長崎市長の経歴を知らなかったので、遅ればせながら検索してみた。

東大法学部卒の元国交省官僚で、ロンドン大学、ジョージワシントン大学(ロースクール)、タフツ大学(ロースクール)をも経ておられる。海外の情勢や事情の理解と認識は中途ではないお方かと読んだ。それでも決定は変えないと言われるのだ。

産経新聞によれば、上川外相からは国際事情について説明が行われていたとあった。要するに、そういう事情があっても、鈴木市長は方針を変更される意図がなかったのだと解釈した。

鈴木史朗長崎市長の学歴を見れば、相当程度に外国人の思考体系をも理解し認識されているはずだとは思うが、一度イスラエルを招待したらと大使たちが連名で署名入りの書簡を送られた以上、私は市長が粘り強く説得されても考え方を変えないと思う。市長はそこまで読み切っておられたのだろうか。周囲に与える影響にも配慮済みだったのだろうか。


コメントを投稿