托鉢用の竹の漆器 2010-06-15 06:43:00 | 生活と祈りの道具 製作地 ミャンマー・シャン州 製作年代(推定) 20世紀前期~半ば 素材 竹、漆(黒・朱) 托鉢のため(施す側)の飯盛りボールとして作られ使われたシャン州の”籃胎漆器”。 托鉢のために毎日使っても、早々壊れたり劣化しないために、実用性重視の堅牢な竹編みと厚い漆掛けにより手掛けられております。 生活のもの、信仰のものとして使い続けることで生まれた、自然な手擦れ感、作為の無い根来(ねごろ)の表情、”用の美”ここにありという作品です。