おはようございます。
九月に入ると、もう、お化けの話をするのは気が引ける(笑)。でも、八月納涼歌舞伎のことを記録しておかねばと、遅ればせながらレポいたしまする。昼の部。二演目うち、闇梅百物語(やみのうめひゃくものがたり)。納涼にぴったりの化物づくしのひと幕です。千穐楽近くに出掛けたので、筋書き(図録)も豊富な舞台写真入り。それらを使って、うらめしや~。
とある夏の夜、大名家の邸で女中たちが百物語の遊びに興じています。灯りが消え暗くなると怪しげな雰囲気が漂い、狸や雪女郎、骸骨が現れては消えていき、続いて百鬼夜行の読本を持った読売が現れます。実はこの読売の正体は…。
第一場 大名邸広間の場
小姓白梅(新悟)、奥女中・松の戸(雁之助)、奥女中・杉浦(扇之丞)
白梅はのっぺらぼう
第ニ場 葛西領源兵衛堀の場
狸(弥十郎)、河童(種之助)、傘一本(歌昇)
第三場 廓裏田圃の場
雪女郎(扇雀)新造(虎之介)
第四場 枯れ野原の場
骸骨(幸四郎)
第五場 庭中花盛りの場
読売幸吉実は白虎(幸四郎)
籬姫(鶴松)
大内義弘(弥十郎)
詳しい場面説明は省きましたが、いかがだったでしょうか。こわいというより面白いお化けたち。
では、みなさん、今日も一日、お元気で!
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