■平成21年12月3日■
万葉集に詠われた歌を 歴史の流れに沿って 採り上げ 「大阪弁」で訳します
いわく 「大阪弁万葉集」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
★但馬皇女 点いた恋の火 止め様ない 火でも水でも お構いなしや
秋の田の 穂向きに寄れる 片寄りに 君に寄りなな 言痛くありとも
《なにやかや うるそう言われ 辛いけど あんたに寄りたい 稲穂みたいに》
―但馬皇女―〔巻二・一一四〕
後れ居て 恋ひつつあらずは 追ひ及かむ 道の隈回に 標結へ我が背
《残されて 泣いてるよりは 追うて行く 通る道々 〔追っ手止める〕標縄張れあんた》
―但馬皇女―〔巻二・一一五〕
人言を 繁み言痛み 己が世に いまだ渡らぬ 朝川渡る
《あんまりに やかましよって 心決め 一線越えた うちのせい違う》
―但馬皇女―〔巻二・一一六〕
【標結へ我が背】へ
万葉集に詠われた歌を 歴史の流れに沿って 採り上げ 「大阪弁」で訳します
いわく 「大阪弁万葉集」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
★但馬皇女 点いた恋の火 止め様ない 火でも水でも お構いなしや
秋の田の 穂向きに寄れる 片寄りに 君に寄りなな 言痛くありとも
《なにやかや うるそう言われ 辛いけど あんたに寄りたい 稲穂みたいに》
―但馬皇女―〔巻二・一一四〕
後れ居て 恋ひつつあらずは 追ひ及かむ 道の隈回に 標結へ我が背
《残されて 泣いてるよりは 追うて行く 通る道々 〔追っ手止める〕標縄張れあんた》
―但馬皇女―〔巻二・一一五〕
人言を 繁み言痛み 己が世に いまだ渡らぬ 朝川渡る
《あんまりに やかましよって 心決め 一線越えた うちのせい違う》
―但馬皇女―〔巻二・一一六〕
【標結へ我が背】へ