ユニーク古典現代訳(大阪弁万葉集改題)

日本の古典を訳します。そのままストンと腑に落ちる訳。なんだ、こうだったのかと分かる訳。これなら分かる納得訳。どうぞどうぞ

古事記ものがたり・中つ巻(02)宇迦斯兄弟 待つ宇陀は

2013年01月31日 | 古事記ものがたり
宇迦斯うかし兄弟 待つ宇陀うだ

宇陀を根城ねじろの 二人賊
宇迦斯うかしなる名の 兄弟あにおとと
服従したがうかやと 伊波礼比古命いわれひこ
八咫やたからすを 使者つかいにと
るに兄宇迦斯えうかし 射て返し










待ちてたんと 部族へい呼ぶに
足らず 然らば 策にてと

仕掛け天井てんじょう しつらえて
虚言いつわり言いて 誘い込み
圧死ねらいの 悪巧わるだく

神の御子知る 弟宇迦斯おとうかし
兄の企み ことごとく
注進 及び 平伏す

兄宇迦斯えうかし討ての 下知げちすに
命受く一人 道臣命みちのおみ
これ大伴おおともの むらじ祖先おや

大久米命おおくめのみこ 今一人
これ久米くめあたい 祖先おやなるの

二人兄宇迦斯えうかし 呼びつけて
「我ら待遇ぐうすに 如何いかが
 れが屋敷に 先ずはいれ」








大刀柄たちつかつかみ ほこで突き
つがめて 入れたれば
おの策略さくにと はまり死す

征伐せいばつ終えて 謡う歌

宇陀うだの狩り場に 鴫罠わな仕掛け
待つが鴫鳥しぎどり(=伊波礼比古命) 掛からずて
なん と鯨(=兄宇迦斯)が 掛かったわ

  宇陀うだ高城たかきに しぎわな張る
  我が待つや しぎさやらず
  勇強いすくわし 鯨さや
本妻つま(=兄宇迦斯)煮炊にた うたらば
貧弱ひねソバグリを くれてやれ
しぼみ実無しを 山ほどに

  本妻こなみが わさば
  立柧棱たちそばの 実の無けくを
  多量こきしひえね
側妻つま(=弟宇迦斯)が 煮炊にた うたらば
成熟うれイチイガシ 与え
それ もたっぷり 余る程

  側妻うはなりが わさば
  いち栄木さかき 実の多けくを
  豊富こきだひえね
           古事記歌謡(十)―











  あゝ馬鹿者め ざまぁ見ろ
  あゝいい気味だ お笑い草よ

   ええ しやごしや 此は いのごうぞ
  ああ しやごしや 此は 嘲笑あざわらうぞ




古事記ものがたり・中つ巻(01)日向出で発ち 東へ向かう

2013年01月28日 | 古事記ものがたり
日向ひゅうがち 東へ向かう

さて神倭かんやまと 伊波礼比古命いわれひこ
兄の五瀬命いつせに 申すには

日向ひゅうがひなにて 天下には
 格好よきは東ぞ いざでん」

日向ひゅうが出発軍船ふね 宇佐うさに寄り
筑紫つくし至りて 舳先を東
軍船ふねを進めて 瀬戸を行く

安芸国あきくに通り 吉備きびに着き
渦巻く鳴門 速吸はやすい

 の甲乗り 釣りの人
出会いただすに 国つ神





なんじ海道うなじを 知り抜くや」
 百も承知」と 答えるに
「ならば案内あないに とも命ず」


やがて難波なにわの 海至り
河内かわち白肩しらかた 浜着くに
待受け 居たる 軍勢は
登美毘古とみびこひきいる 大和軍

射掛ける矢数やかず 雨霰あめあられ
不覚五瀬命いつせは 矢傷
















「日の子我らが 日むかいて
 戦いしたる あやまちぞ
 日を背てきにと 当たるべし」

言いて軍船ふねをば めぐらせて
着きし紀伊の国 水門みなと
惜しや五瀬命いつせは かんあが

めぐり至りし 熊野村
現れでる 化身けしん
見る間忽然こつぜん 霧と消ゆ

毒気どくけに倒る 伊波礼比古命いわれひこ
兵士ことごと 正気









そこに来合わす 高倉下たかくらじ

持ち来た大刀たちを お顔上
覚める毒気どくけの 伊波礼比古命いわれひこ

神霊れい込みるや その大刀たち
受け取る否や たちまちに
悪霊あくりょう地神かみは 倒れ死に
伏したる兵士 目覚めざめ起く

大刀たち子細しさいを 高倉下たかくらじ

あめなる神が 夢に立ち
 地上悪神わるがみ 騒ぎ居り
 伊波礼比古命いわれひこをば 悩ませり

 建御雷神たけみかずちが 平定に
 使いし大刀たちを つかわすに
 これ献上さしあげて 助けよ」と

時に天から 声りる

「これより奥も 悪神わるがみ
 群居たむろしおるに 八咫やたがらす
 つかわすからに 付きて行け」

八咫烏からす案内あないに 導かれ
吉野河口かわくち 着きしのち
吉野山越え 宇陀うだ至る

古事記ものがたり・上つ巻(16)遂に誕生 伊波礼比古命

2013年01月24日 | 古事記ものがたり
■遂に誕生 伊波礼比古命いわれひこ

おかに戻りて 暮らし
火遠理命ほおりのみこの 住む宮殿みや
懐妊はらみ豊玉比売たまひめ 訪ね来る

「天つ神の子 海中うみなか
 産む訳行かず まかり越す」

海辺近くに あし産屋うぶや
くる最中さなかの 産気

「海の作法しきたり 守る故
 絶対ゆめのぞき見な 産み姿」

聞いていぶかる 火遠理命ほおりみこ
ひそか忍びて のぞき見る

そこに見たるは 大きわに 
火遠理命ほおり驚き 後退あとずさ

 が姿に 恥じ入りて
豊玉比売とよたまひめは 海戻る









生まれし御子おこに 付いた名は
産屋うぶやちなみの 鵜葺草うがやなる
葺不合命ふきあえずみこ なりしとぞ

その 子育てに 訪れる
玉依比売たまよりひめは いもと比売ひめ

豊玉比売とよたまひめの 託せしは
火遠理命ほおり恋しの 慕い歌

琥珀こはく光るよ 紐さえも
真珠みたまうるわし 更増さらまししに
 がお姿 さも似たり

  赤玉は さえ光れど
  白玉の 君がよそい
   貴くありけり
                古事記歌謡(八)―


火遠理命みことこたえて 謡う歌

鴨舞いりる あの島で
ともない寝たる いとしの児
忘れはせぬぞ 永久とこしえ

  沖の鳥 鴨く島に
  我が率寝いねし 妹は忘れじ
  世のことごと
                古事記歌謡(九)―

葺不合命ふきあえずみこ めとりしは
叔母おばなる比売ひめの 玉依比売たまより
生まれし御子の 長男はつおのこ
五瀬命いつせのみこ と申し

末に生まれし おのここそ
若御毛沼命わかみけみこ と申し上げ
これ神倭かんやまと 伊波礼比古命いわれひこ

後の神武じんむ天皇おおきみ




古事記ものがたり・上つ巻(15)潮満ち御玉 潮干の御玉

2013年01月21日 | 古事記ものがたり
■潮御玉みたま 潮御玉みたま

ち月ち 三年みとせ過ぎ
とある夜半やはんに 火遠理命ほおりみこ

ふと の思いの 釣針に
思わず漏らす ための息

















いぶか豊玉比売ひめの 問い掛けに
答えく 子細しさい告ぐ

海を支配の 大綿津見神わたつみ
ことごと 呼び集め
鯛の喉から 釣針はりはずし

火遠理命ほおり手渡し 申すには

兄神あにに返すに 唱えよや
 嫌な釣針つりばり 悪しき釣針はり
 まず釣針つりばり 愚か釣針ばり
  これで魚は 掛からずに」

兄神あに田高けば 低く作れ
 兄神あに田低くかば 高こ作れ

 水を支配の 大綿津見神わたつみ
 兄神あにらして らしめる」

兄神あにが恨みて 攻めれば
 潮ち玉で 溺れさせ
 兄神あにが助けを 乞うならば
 潮の玉で 救いせ」

国に戻りた 火遠理命ほおりみこ
起こる出来事 ことごとく
大綿津見神わたつみがみの 言いしまま

やがてび乞う 兄神あに火照命ほでり
昼夜 の仕え 申し出る



古事記ものがたり・上つ巻(14)釣針失くす 火遠理命

2013年01月17日 | 古事記ものがたり
■釣針くす 火遠理命ほおりみこ

一夜ひとよ身籠みごもる 咲夜比売さくやひめ
日数ひかず合わぬと 迩々芸命みこと言う

あめの子ならば 無事生まる
 くにの子ならば 災難なん起こる」
言いて咲夜比売さくやは こも

産気さんけと共に 家は火に








生まれでたは 火照命ほでりみこ
次に火須勢理ほすせり みこと産み
末生まれしは 火遠理命ほおりみこ

火照命ほでりのみこは りょうが好き
海幸彦うみさちひこの 呼び名持つ

火遠理命ほおりのみこは りょうが好き
山幸彦やまさちひこの 呼び名持つ

末子ばっし火遠理命ほおりは 興味持つ
長兄あに火照命ほでりの 釣り道具

互い得物えものを 取替えて
 と猟との 競いをと
約束やくなり火遠理命ほおり 海急ぐ

したが火遠理命ほおりに 成果みのりなく
借りた釣針 海底うなそこ

いか火照命ほでりは 闇雲に
 せ返せと 責め立てる

火遠理命ほおり十拳剣つるぎを 打ち砕き
作る 釣針 五百針
「ならじ」と言うに 千の釣針はり
「ならじ返せや 元の釣針はり









困る火遠理命ほおりは 海へ行き
泣きて嘆くに そのそば
塩椎神しおつちかみが 現れて

「わしが籠船かごぶね 作る故
 乗られ海底うなそこ 大綿津見神わたつみ
 宮殿みやに着かれて 井戸の脇
 香木かつらに登り お待ちあれ」

待つことしばし 香木の下に
来たる女は 大綿津見神わたつみ
豊玉とよたま 比売ひめの侍女


   侍女水汲むに 井戸のぞ
   水面みなも写るは 火遠理命ほおりみこ

   火遠理命ほおり侍女にと 水所望しょもう
   得たるうつわに 首の玉
   含みてくに 底に密着

うつわを見たる 豊玉比売たまひめ
密着く玉に 驚きて
誰ぞ居るやと で来たり
火遠理命ほおり姿に 染めるほお

呼び大綿津見神わたつみ 一目見て
おそれ多しや この方は
 あまつ神御子みこ なるぞかし」

 いて御殿へ 招き入れ
馳走ちそう歓待かんたい 下置かず
やがて豊玉比売ひめをば お合わせ


古事記ものがたり・上つ巻(13)天孫降臨 迩々芸命

2013年01月14日 | 古事記ものがたり


   ■天孫降臨 迩々芸命ににぎのみこと

   くだ地均ならしが 終えた時
   忍穂耳命おしほのみみは 申し

   「我が子迩々芸ににぎの みことこそ
    相応ふさわくだす みことかと」




   天照大御神あまてるかみの ゆるし得て
   八尺やさか勾玉まがたま 八咫やたかがみ
   草薙くさなぎつるぎ たまわりて

   まさに天孫てんそん 降臨こうりん
   たい動かんの その時に
                   道にで立つ 神一人


   とがただすに 答えるは

   「我が名は猿田さるた 毘古神びこのかみ
    道の案内あないと お迎えに」

   八雲やくも峰々 押し分けて
   先導 するは 二つ神

   天忍日命おしひのみこと その一人
   天津久米命あまつくめみこ いま一人

やがて筑紫の 日向ひゅうがなる
高千穂岳の霊峰くるふしに 
お着きなされて いますなり

ある日笠紗かささの 岬にて
迩々芸命ににぎのみこと 見めしは
大山津見神おおやまつみの 娘にて
名を木花之このはなの 咲夜比売さくやひめ

なんじ姉妹は 如何いかあらん」
「姉に石長いわなが 比売ひめおれり」

咲夜比売さくや妻との 申し出に
大山津見神やまつみ姉も げ渡す

迩々芸命みこと姉比売あねひめ みにくきを
いとい親元 戻し



   大山津見神やまつみ送る 使者言うに

   「石長比売いわひめりし その心
    子孫ことごと 岩のごと
    堅固長寿を 確約やくすにて



 咲夜比売さくやりし その心
 子孫ことごと 花のごと
 えの栄えを 誓約やくすにて

 咲夜比売さくや残して 石長比売いわ返す
  子孫寿命は 花の如
 咲けるこそと お知りあれ」

古事記ものがたり・上つ巻(12)遂に成ったぞ 国譲り

2013年01月10日 | 古事記ものがたり
■遂に成ったぞ 国ゆず

天照大御神あまてらすす 天上に
更なる談義だんぎ 神つど

選び出された  切り札は
建御雷たけみかずちの 神なりき

付きて従い くだりしは
天鳥船あまとりふねの 神なるぞ

くだり来たった 出雲いずもくに
伊耶佐いざさの浜に 逆剣さかつるぎ
立てた刃先し 二つ神
大国主神おおくにぬしに 問いただ

「ここ葦原あしはらの 中つ国
 天照大御神あまてるかみが 我が子して
 統治おさむと決めし 国なるぞ

 譲るや否や 大国主神おおくに
 存念ぞんねん述べよ さて如何いかに」

 答えるべきは 我が息子
 事代主神ことしろぬしを 呼び寄せよ」

事代主神ことしろ参り 答えるに
おそれ多きの 申し出や
 あまつ神なる 御子孫おこ様に
 献上さしあげするが 道理まことかと」

言いて事代主神ことしろ 乗り来たる
船踏みかしげ 逆手さかて
       (手の甲で打つ拍手)
見る 間に船は 青垣に

事代主神ことしろ中に こもられて
多く 言わずと お隠れに


   そこに大岩 かかげ持ち
   建御名方神みなかたかみが 現れる

    我れは不承知 いざ勝負」


むずとつかみた 建御雷神みかずち
氷柱こおりばしらに 剣刃やいばにと
たちまち変わる 恐ろしさ

退ずさりたる 建御名方神みなかた
手取り刹那せつなに 建御雷神みかずち
千切ちぎつぶして ほお

恐れなしたる 建御名方神みなかた
逃げも逃げたり 信濃諏訪すわ

 我れここ諏訪に 留まりて
 何処どこも参らぬ 約束やくもしょう
 大国主神おおくにぬしの 意の如く
 事代主神ことしろぬしの 意のままに」

戻り建御雷神みかずち 責め立てる
事代主神ことしろぬしに 建御名方神みなかた
 我れの意に沿う 約束やくせしが
 大国主神おおくにそなた 如何いかがする」

 子等の誓いを 守るにて
  この葦原の 中つ国
 譲り渡すに 約束やくせや

 我れの住まいに 大社おおやしろ
 天つ御神みかみの 宮殿やしろ
 岩盤いわね深々 柱立て
 天空そら千木ちぎかかげ 高々と

 末の長きに まつ
 許可ゆるすならば」と 言い置きて

大国主神おおくにぬしは お隠れに


古事記ものがたり・上つ巻(11)天若日子 天向け矢をば

2013年01月07日 | 古事記ものがたり

天若日子あめのわかひこ 天向け矢をば

天上世界 そこいま
天照大御神あまてらすかみ 申すには

豊葦原とよあしはらの 水穂国みずほくに
 あれぞお前の 統治おさめ国」

聞いた天之忍穂おしほの みみみこと
天地かれる 浮き橋に
立ち て下界を 覗き見る



   水穂国みずほのくには 国つ神
   治めるやに 見て取れる





















先にくだりて 国譲ゆずらせる
約束やく取り付ける 神をとて
天菩比神あめのほひかみ 選ばれる

くだ天菩比神ほひかみ 大国主神おおくに
仕え三年みとせも 戻り

天若日子あめのわかひこ しからばと
天之麻迦古弓あままかこゆみ 天之波波矢あまははや
さずけ受け取り またくだ

したが天若日子わかひこ 意をそむ
大国主神おおくに娘 妻にする
下照比売命したてるひめが その名なり

天若日子わかひこさとす 使者として
きじ鳴女なきめが 選ばれる

くだ鳴女なきめに 小癪こしゃくなと
天若日子 rt>あめのわかひこ 放つ矢は
鳴女なきめ胸をば 突き抜けて
天上 までと 跳ね上がる

飛び来たその矢 まさしくに
与えさずけた 矢なるぞよ

   「悪神わるがみにし 流矢にあれば
    天若日子あめわかひこに 当たらずや
    邪心じゃしんいだきて 天上に
    た矢にあれば 当たるべし」

   元へとくだし 投げる矢は
   誓約うけい通りに 天若日子わかひこ

嘆く天若日子わかひこ 父と妻
下界降り来て もがりする

   そこのもがりに 来たりしは
   下照比売命したてる兄の 高日子根神たかひこね

   似たも似たるや 天若日子わかひこ
   天若日子ひこの父妻 喜びて
   やれ 嬉しやな 生きてしか


すがる父妻 振りほど
死人しびと同じに を成すと
いかり荒れたる 高日子根神たかひこね
殯屋もがり蹴飛ばし雲と去る

下照比売命したてるひめは り成しに
我が 兄なりと 謡う歌

若い機織はたおりり 胸飾る
うなじ垂らした 玉二つ
 を飾れる 玉二つ
二つの谷を べられる
我が兄の名は 阿遅志貴あじしき
高日子根神たかひこねかみ なるぞかし

  天なるや 若棚機おとたなばた
  うながせる 玉の装飾みすまる
  装飾みすまるに 足玉あなたまはや
  み谷 二渡ふたわたらす
  阿遅志貴あじしき高日子根神たかひこねのかみ
                     古事記歌謡(七)―









平成25年 あけまして おめでとう ございます

2013年01月01日 | メッセージ
新しい年がやって来ました。
皆様に取りまして この年が輝きに満ちた希望の年であることを願い
新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は 私に取りまして 人生最大の喜びの年となりました。
念願の「万葉歌みじかものがたり」
これが発刊でき 永年の思いが現実のものとなった年でありました。
5月に第一巻(歴史編)
9月に第二巻(人麻呂編・黒人編・旅人編・憶良編)

朝日新聞の「著者に会いたい」にも取り上げて頂き 望外の喜びは言葉に尽くせません。
応援を頂き 今も声援を頂く友人・知人の皆様の支えがあったればこそと 感謝に堪えません。

昨年暮れに 第三巻(蟲麻呂編・金村・千年編・赤人編・坂上郎女編)が印刷完了し
予約申込頂いた方々には 年末ぎりぎりの配達便が間に合ったことと推察致します。
有り難うございました。
書店での陳列は 正月中旬ころと思われます。
取り寄せ申込み頂ければと思います。

また 第三巻と同時に
昨年が古事記編纂1300年に当たるのを期して
血湧き肉躍る活劇譚・叙情詩的「古事記ものがたり」が 刊行されました。
併せて ご贔屓を賜わりたく思います。

今年は 「万葉歌みじかものがたり」全十巻の残りの七巻の制作・刊行に傾注します。
ご支援ください。

なお 1/6まで 紀伊國屋じんぶん大賞2012の受付(FAX・Twiter・WEB)がされています
もし 拙著をお読み頂いた方で 推薦に値すると感じられた方が居られましたら
応募頂ければ 嬉しいです。(厚かましいお願いですが・・・)

知人・友人に送らせて頂いた「年賀状」を ここに掲載し ブログでの新年の挨拶とします。
今年も よろしくお願いします。