■訳してみよう万葉集■<その42>
●題材歌
秋の田の 穂向きに寄れる 片寄りに 君に寄りなな 言痛くありとも
―但馬皇女―(巻二・一一四)
●現代訳
① ―
② ―
③秋の田の稲穂の向きが 一方に片寄る そのようにひたすらあの方に寄り添いたく思います たとえ人の口の端がうるさくても。
④秋の田の稲穂の向きが風に靡くように 一方に心を靡かせてあなたに寄りたいことよ。いかに評判をたてられても。
⑤秋の田の稲穂が一方に片寄っているその片寄りのように、ただひたむきにあの方に寄り添いたいものだ。どんなに世間の噂がうるさくあろうとも。
⑥秋の田の稲穂の向きが一方に片寄るように そんな風にあなたにばかり寄り添いたいのです どんなに人の噂がきつくても
⑦ ―
①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>
これらを踏まえて 私はこう訳しました。
《なにやかや 五月蝿う言われ 辛いけど あんた寄りたい 稲穂みたいに》
さあ あなたの訳は 如何ですか?
●題材歌
秋の田の 穂向きに寄れる 片寄りに 君に寄りなな 言痛くありとも
―但馬皇女―(巻二・一一四)
●現代訳
① ―
② ―
③秋の田の稲穂の向きが 一方に片寄る そのようにひたすらあの方に寄り添いたく思います たとえ人の口の端がうるさくても。
④秋の田の稲穂の向きが風に靡くように 一方に心を靡かせてあなたに寄りたいことよ。いかに評判をたてられても。
⑤秋の田の稲穂が一方に片寄っているその片寄りのように、ただひたむきにあの方に寄り添いたいものだ。どんなに世間の噂がうるさくあろうとも。
⑥秋の田の稲穂の向きが一方に片寄るように そんな風にあなたにばかり寄り添いたいのです どんなに人の噂がきつくても
⑦ ―
①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>
これらを踏まえて 私はこう訳しました。
《なにやかや 五月蝿う言われ 辛いけど あんた寄りたい 稲穂みたいに》
さあ あなたの訳は 如何ですか?