けさはJR西日本の「重連SLやまぐち号」に使われたC56-160が梅小路へ、そして6両の12系客車が宮原へと帰って来ました。新山口からEF65に牽引されて、京都総合運転所まで一緒に帰還です。
ふだんのSL回送より1時間ほど早いダイヤでしたので、朝練撮影に出かけました。
撮影ポイントに到着したのは5時前。国鉄特急色のEF65PFにC56、12系の8両編成のため、撮影者が集まるかなと思ったのですが、だれもいません。オリオン座が輝く夜空を見上げながら、することもなくぼんやりしていると、一台の車が止まり中から人影が。近づいて来る姿を見ると、「京都れいる倶楽部」の仲間の「波平」さんでした。あいさつもそこそこに、2人で「暗いねえ」と言いながら、三脚をセット。しかし、なかなか明るくなりません。この日の京都の日の出は6時10分。本当に寸前まで暗く、日の出時刻前後から急速に明るくなってようやくピント調整などもできるようになりました。
そうこうするうち、遠く島本駅のカーブからヘッドライトが見えてきました。高い位置に2灯あり、遠目にもPFだとわかります。緊張して待ち構える中、轟音とともに目の前を通過していきました。C56の主連棒の動きもしっかりと見ることができました。
写真的には残念なことにハイビームだったので、ライトが目立ちすぎに思います。また、できるだけ編成がわかるようにとサイド気味に撮ったのですが、C56の存在がもう一つわかりません。でも、撮影し記録するという目的はしっかり果たすことができました。
ひんやりする空気に触れながらの早朝撮影。気持ちのよい朝でした。
2011-10-24 JR西日本東海道本線 島本-山崎 配9382レ EF65-1124+C56-160+12系6両
Nikon D7000,Sigma APO 120-300mm F2.8EX DG OS HSM,300mm,ISO 2000
1/800秒,f2.8,WB:晴天
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データを拝見すると、かなり厳しい条件だったようですが、夜明け直後の柔らかでいい色が出ていますね。カーブで頭を振り込む直前のアングル、私は好きです。この角度なら小さなC56も存在感があってバッチリですね。
前日の情報でC56がこの日の朝に戻ってくることがわかり、私も早起きできれば行こうと思っていました。しかし起きられず・・・でしたが、今回は以前より早いダイヤだったのですね。もし起きていたとしても、通過のあとに現地入りで撃沈しているところでした。