2014年06月13日金曜日の昼のことだ。
遠くの空にはムクムクと盛り上がる入道雲が見える。しばらくすると、近い空に上部がささくれだった雲が横たわっている。29℃
和ひろの取り放題の味噌汁やおかずや野菜ジュースは、多くの場合、比較的、良い感じである。 安価な食べ放題と言うと、量が第一であとは妥協するということが暗黙の了解となっているような感じだが、和ひろの場合は、全てが全て完全ではないが、味わうことを楽しむことが第一であるように感じる。 日本酒で例えるなら、安酒をコップで胃に流し込み酔いを求めるのではなく、自信作が並ぶ試飲会の会場で蔵元の方から少量をお猪口についでもらい、色、香り、味を感じ、発見し、楽しむのに似ている。 楽しむことで言えば、植物園、バラ園、菖蒲田などで色々な種類の花を見て感じ楽しむ感触に似ている。 そのため、和ひろでは、取り放題なのに取る量が少なくても満足出来るのである。
とんかつが出されるまでに時間がかかる。とってきた物を全て済ませた時点で出される。ご飯をお代わりする。
とんかつは和ひろのなかでは、突出して量が多い。普通の大きさの1.5から2.5倍はある。（煮魚は逆に期待している量の0.5から0.7倍）
とんかつは肉厚で軽く塩味がついている。噛んでいると旨みが現れる。ちょこんとソースをつけると爽やかな香りとなる。キツネ色の衣はかためだがこうばしい。