今年も、元日の夜にウイーンフィル・ ニューイヤーコンサート2021があった。
例年通り世界中で多くの人々がコンサートの同時中継を楽しんだことだろう。
今年の指揮者は、現代を代表する巨匠 リッカルド・ムーティ。
最高のオーケストラ・最高の指揮者による伝統の舞台でのコンサートであるが、観客席は異様な光景。
5年前、2015年の同じ客席の何と華やかなことか。
この時は日本人が多かったのでなおのことその院印象が強かった。
今年は「オンライン拍手」システムなるものが導入されて、会場に設置した20個のスピーカーから、
世界25か国以上の約7,000人が中継を視聴し拍手する音声を流したとのこと。
楽団員には大きな拍手の音が聞こえたのかもしれないが、中継映像の拍手音は少し物足りなかった。
特に、お約束通りアンコールで演奏されたラデツキー行進曲では、いつもなら観客が指揮者に促されて
手拍子をする音が、中継では殆ど聞こえなかったのは残念であった。思わず自分で手を叩いていた。
例年通り世界中で多くの人々がコンサートの同時中継を楽しんだことだろう。
今年の指揮者は、現代を代表する巨匠 リッカルド・ムーティ。
最高のオーケストラ・最高の指揮者による伝統の舞台でのコンサートであるが、観客席は異様な光景。
5年前、2015年の同じ客席の何と華やかなことか。
この時は日本人が多かったのでなおのことその院印象が強かった。
今年は「オンライン拍手」システムなるものが導入されて、会場に設置した20個のスピーカーから、
世界25か国以上の約7,000人が中継を視聴し拍手する音声を流したとのこと。
楽団員には大きな拍手の音が聞こえたのかもしれないが、中継映像の拍手音は少し物足りなかった。
特に、お約束通りアンコールで演奏されたラデツキー行進曲では、いつもなら観客が指揮者に促されて
手拍子をする音が、中継では殆ど聞こえなかったのは残念であった。思わず自分で手を叩いていた。
音楽会に限らずでしょうが、舞台では観客も一体になって、
会場や演奏を盛り上げているのだという事を
改めて感じた演奏会でした。
2015年の演奏会はとても華やかで、さすがにウイーン!
さすがにお正月!と感激して客席を見つめていました。
小澤征爾の指揮の年の演奏会も忘れられません。
昨年も会場近くにインタビュー室を設けて、ゲストの草笛光子さんと、
柴咲コウさんと、演奏を終えたばかりのコウさんのご主人のお話が、
演奏会の興奮を伝えているようで楽しかったです。
今年は、最高のオーケストラと指揮者でありながら、
アンコールの一体感もなかったし、中継の拍手も
映像では
聴こえなかったし物足りなかったけれど、
何より無観客でも演奏会を開いて下さった事、
中継して下さった事に感謝し、来年はまた
あの華やかな演奏会が見られる事を祈念します。
2015年の写真をUPして下さり、有難うございました。
ご丁寧なコメントをいただき、ありがとうございます。
私も毎年楽しみにしているのですが、今年はこれまでとは全く違う印象を持ちました。
仰るように、観客の熱狂的な拍手や歓声が如何にコンサートの雰囲気を盛り上げていたか、よく解りました。
演奏が終わった後の聴衆の反応が無いということは、指揮者や演奏者にとって、本当に辛いことだったでしょうね。
観ている方も寂しいというか、物足りないというか、もう二度と目にしたくない光景でした。
でも、いつもの年は知らない曲を飛ばして観たりすることもあったのですが、今年は全ての曲を楽しく聞きました。
知らず知らずに、彼らのニューイヤーコンサートにかける想いや熱演に応えようとしていたのかも知れません。
来年はまた華やかなコンサートを期待したいですね。