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散歩で見た花 (44)

2023年04月13日 | Weblog
何れも相模原北公園で見た花である。

1.シャガ(射干、著莪、胡蝶花、学名:Iris japonica)

調べてみると割とありふれた花らしいが、私が意識してこの花を見たのは初めてである。
300年くらい前に中国から入ってきた帰化植物だという。
名前は中国語の発音からきているらしいが、実はその花はこれとは別の花だとかで、ややこしい。
学名は ”Iris japonica” ”日本のアヤメ” となっているが、登録時に日本原産と誤認識されたもので、学名は一度登録されると後で間違いと分っても修正されることはないのだそうである。

2.キンラン

キンランはその名の通りランの仲間で、ウィキペディアの記事によれば、人工栽培が極めて難しい植物としてよく知られているそうである。
1990年代から急激に数が減り、絶滅危惧種(レッドリスト)に掲載された貴重な植物とのこと。
花は全開せず、半開きのままで終わるらしい。

3.ジュウニヒトエ

名前の由来は、花が重なって咲く様子を宮廷の女官が着用する十二単に見立てたもので、江戸時代からそのように呼ばれていたらしい。
それを知ってから改めて写真を見直してみたが、この花から十二単を連想するとは凄い想像力だと思った。私の感性が鈍いということか。



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