マックンのメモ日記

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「フィギュアっていいな」真央、ソチから1カ月遅れの世界一!

2014-03-30 23:13:28 | 健康・医療・スポーツ
世界選手権最終日(29日、さいたまスーパーアリーナ)女子フリーで、浅田真央(23)は138・03点をマーク。世界歴代最高の78・66点だったショートプログラム(SP)との合計216・69点は自己ベストで、日本選手最多となる4年ぶり3度目の優勝を果たした。注目される進退については「まだハーフハーフ(半々)」と明言せず、熟考する姿勢を示した。現役最後の大会となった鈴木明子(29)は6位、村上佳菜子(19)は10位でした。

万雷の拍手が、すべてを物語っていた。ラフマニノフ作曲の『ピアノ協奏曲第2番』の旋律に、会場が一体となった247秒。誇らしげに胸をのけぞらした真央は、優しい笑みを浮かべていました。日本選手で単独最多となる3度目の世界女王に輝いた。演技以上に注目だった進退については明言せず。ソチ五輪から帰国した2月25日、日本外国特派員協会での会見で口にした「ハーフハーフ」を再び使ったそうです。

「終わったばかりでハーフハーフ。まだまだ体はいけるけど、あとは自分の気持ち。お部屋に帰って横になりたい」。この日のフリーでは冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、続く2連続3回転のフリップ、後半に組み込んだ3連続ジャンプの2回転ループでいずれも回転不足を取られました。

ソチでたたき出したフリーの自己ベスト(142・71点)には及ばない138・03点でしたが、SPとの合計では216・69点。昨年11月のNHK杯での自己記録(207・59点)を更新し、1万8191人を狂喜乱舞させました。

激動の五輪イヤーが幕を閉じましたが、佐藤信夫コーチ(72)が指摘した“誤算”は、NHK杯後に再発した腰痛だったそうです。12月のグランプリファイナルと全日本選手権は、フリーで伝家の宝刀を2回取り入れ、腰への負担が増した。ソチを万全の状態で臨めなかったことに悔いが残ったと言います。

教え子も気持ちは同じだった。2010年9月から続く師弟関係の総決算。2度目の五輪ではかなえられなかったメダルを師の首にかけ、“恩返し”という形でささげました。「悔しかったり、うれしかったり、今までいろいろあったけど、フィギュアスケートっていいなって思った」と。

4月は札幌、東京、名古屋、大阪、横浜とアイスショーで感謝の滑りを披露します。完全燃焼できたからこそ、簡単には決断できない。銀盤のヒロインが、人生の分岐点に立っているのです。