マックンのメモ日記

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第86回アカデミー賞発表!作品賞に『それでも夜は明ける』、最多は『ゼロ・グラビティ』の7冠!

2014-03-04 16:35:16 | 芸術(音楽など)・文化・歴史
3月3日(現地時間2日)、第86回アカデミー賞の授賞式が行われ、各部門の受賞作品及び受賞者が発表。作品賞の栄冠はスティーヴ・マックィーン監督の『それでも夜は明ける』。監督賞ほか最多7部門を『ゼロ・グラビティ』が制覇しました。 .

作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』は、助演女優賞(ルピタ・ニョンゴ)・脚色賞もあわせ3部門での栄冠。同作は、19世紀アメリカで“奴隷”として売られた男の運命を描いたドラマで、黒人監督による作品が“作品賞”にノミネートされたのは、2009年第82回アカデミー賞のリー・ダニエルズ監督『プレシャス』以来2度目、受賞は史上初の快挙となりました。

最多10部門にノミネートされていた『ゼロ・グラビティ』は、アルフォンソ・キュアロン監督が監督賞を受賞したほか、視覚効果賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞、編集賞、作曲賞で、今年の最多7冠。

6部門でノミネートされていた『ダラス・バイヤーズクラブ』は、マシュー・マコノヒーが主演男優賞、ジャレッド・レトが助演男優賞を受賞し、第71回ゴールデン・グローブ賞に続いて主演・助演のW受賞。2人とも初ノミネートにして初受賞という栄誉に輝いた。授賞式で二人は、監督や共演者、家族に感謝の意を述べながら、マコノヒー氏は「私は、3つのことを大切にしてきました。神様、家族、そして私のヒーローとして、10年後の自分自身を追いかけること。だから永遠に追いつけないわけですが。皆さんも自分の人生を続けていきましょう!」、「3600万人のエイズでなくなった方、エイズに苦しんでいる方たちにこの映画を捧げます」(レト)とスピーチしました。

主演女優賞部門では、ウディ・アレン監督最新作『ブルージャスミン』で、虚栄心とプライドで塗り固められたヒロインを演じたケイト・ブランシェットが受賞し、「ウディ・アレンのシナリオのお陰でここに私は立っています。サリー・ホ—キンス、そして『ブルージャスミン』のキャストの皆さんにも感謝します。ほかの俳優がいなければ達成できませんでした。本当にありがとうございます!」とコメント。

長編アニメーション部門では、宮崎駿監督の『風立ちぬ』をおさえ、ディズニーの『アナと雪の女王』 が受賞。ディズニー・アニメーションとしては、意外にも本作が初めての受賞となった。また、同作の主題歌「Let It Go」も主題歌賞を受賞し、この受賞により作詞・作曲を担当したロバート・ロペスはEmmy(エミー)、Grammy(グラミー)、Oscar(オスカー)、Tony(トニー)賞の4冠を制覇し、世界でこれまでに11人しかいない音楽界のグランドスラム“EGOT”を、弱冠39歳の史上最年少で達成する偉業を成し遂げました。