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家庭向け放射線測定器、驚きの1万5000円台!

2011-07-27 21:49:42 | 健康・医療・スポーツ
エステーは26日、家庭で使える携帯型の放射線測定器「エアカウンター」を10月20日に発売すると発表しました。自宅の庭や外出先など地上1メートルの高さで毎時0,05~9,99μデシベルの範囲で測定できるものです。通常品と比べ測定に時間はかかるそうですが、価格を1万5750円と半額以下に押さえたところがミソです。こうした製品が出てきた背景はいうまでもなく、福島第一原発事故で放射線に対する関心が高まっているからであり、牛肉の放射性物質汚染にまで広がり不安心理が高まっているなかで需要は大きいと判断したからです。

また福島第一原発周りの住民にとっても正規品の放射能測定はかなり高いもので、高いものなら30万円超はするし、安いものでも6~7万円もするので、今回の製品は一般の人でも気軽に購入でき、身の回りの放射線を確かめることで安心感を得ることもできると思われます。特に子供さんがいるご家庭では放射能の高い場所などを知るのに役に立つのではないのでしょうか?取り扱いは東北や関東のドラッグストアやホームセンターなどで扱うそうですので、手軽に計測できる効果は大きいと思います。年内に5万台の出荷を計画しているそうですので、関心のある人は早めに出向いたほうが良いのではないかと思います。

今回の「エアーカウンター」の発売でエステー(東証1部)は27日、150円高の1035円まで上げてストップ高となり、132円高の1017円と4営業日続伸、1月20日につけた年初来高値997円を更新したそうです。「エアカウンター」は、放射線安全管理学の専門家である首都大学東京大学院の福士政広教授の監修の下、同大学と共同開発、一般家庭でも安心して使える性能と価格を実現したものです。この特徴は、ボタン一つを操作するだけで、誰でも簡単に計測できるのがポイントです。エステーの鈴木喬社長は同日の会見で「(放射能汚染に対する)目に見えない不安が高まっている。既存製品は価格が高く、使い方も分かりにくいものが多いので、自社でつくってしまおうと決意した」と語っています。

一方、主に教材用や医療従事者向けに生産してきた既存メーカーも原発事故以降、相次いで増産していて、堀場製作所には、教材用に開発した計測器(標準価格12万5000円)に注文が殺到し、現在「2カ月待ち」(同社)の状態だそうです。生産量はもともと年間100台程度。4月以降は月400台に、今月上旬にさらに4倍の月1600台に引き上げた。購入者の約3割を個人が占めるそうです。日立製作所グループの日立アロカメディカルも今月、電子ポケット線量計「PDM-122」(2万9900円)の生産量を年間約5000台から12万台に引き上げ、安定供給に努めていると言っています。

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