マックンのメモ日記

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巨大地震活動期ってあるのか?また今回の東日本大地震の連動は?

2011-04-28 21:08:54 | 自然・環境問題・古生物
マグネチュード7以上の大地震には起きやすい活動期というのがあるようです。そしてどうも今の地球が地震の活動期に入ったのではと言う米地質学者がいます。その人によれば、「現在、地球規模で地震活動が活発になっており、6年以内にM9クラスの超巨大地震が世界のどかで起きる確立が63%に上る」と言うのです。確かに最近、巨大地震が多く発生しており、そう言われると「あるいは地震の活動期に入ったのかも」しれないと言う気持ちにさせられます。確かに続いて大きな地震が起きていますから。しかし地震の予知となると難しいかもしれませんが、活動期があるとすれば研究することで、それは分かるかもしれませんね。

研究チームの観測記録によると、1900年以降の世界のM7以上の地震、約1700件の記録を分析した結果、「50年~67年の18年間」と「04年以降現在まで」の二つの期間に、特に巨大地震が集中していると言うのです。研究チーム教授によれば、東日本大地震は、そのエリアで起こると予想されていた地震よりはるかに大きなものだったと言っています。この地域ではそれまでM9の地震が起こるとは考えられていなかったそうです。今回の地震は、この100年間に世界中で地震によって出された総エネルギーの5%に当たるとそうで、それだけ巨大な地震だったのです。このサイズの巨大地震では余震も大きく、すでにM7クラスの余震が5回も起きているのです。

記録に残っているこれまでの最大の地震は60年のチリ地震M9,5で、時系列で並べると、12年にカムチャッカ半島沖地震M9,0、52年のカムチャカ地震M9,0、57年にアリューシャン地震M9,1、60年にチリ地震M9,5が起き、64年にアラスカ地震M9,2が起きています。年代だけを並べると、12年9,0、52年に9,0、57年に9,1、60年に9,5、64年に9,2となっていて地震と地震の間隔は12年を除いて、5年、3年、4年、と3回集中して起きています。又最近では、04年にはスマトラ沖地震M9,3が起き、10年にはチリ地震M8,8、そして今回の11年の東日本大地震M9,0が起きているのです。

と言うことで今後もまだ巨大地震が続くと統計的には出ていると言うのですが?研究チームによると、活動期が存在しないと考えた場合は、6年以内にどこかでM9.0以上の地震が起きる確率は24%だが、活動期があると63%となると言います。特に東日本大震災の震源に隣接する地域の巨大地震の発生を強く懸念していると言います。と言うのも、スマトラ島沖地震の3ヵ月後にその震源地から300km東南の地点で、M8,6の大地震があったからです。それと同じシナリオが日本でも起きないかと心配していると言います。

なぜ東京の近くかと言うと、東京大学地震研究所の教授は「太平洋プレートに押されて大きく引きずり込まれていた北米プレートが、戻って地震を起こした。その結果、北米プレートが太平洋プレートの方に伸びたと言います。仙台あたりで太平洋プレート方向に、7メートル伸びたそうです。そのためプレートの3つの西、北、南、東側のバランスが崩れ、そこに新たな歪ができたそうです。その3ヶ所の周辺と北米プレ-トが伸びきったため弱くなった内陸部で、余震が多発していると考えられると言います。そして大きな地震が起きるとそのズレが周辺にじわりじわり広がり、東日本大地震では岩手沖から銚子近辺まで断層が崩れたのだそうです。

その続きで次はどこに影響がくるかと言うと、04年と05年のスマトラ島沖地震の関係を当てはめると、南なら房総沖、北なら津軽海峡や北海道のあったりでしょうかと言っています。要はどこで起きるかと言うことは分からないので、近いうちにどこかで起きるとしか言いようがないようです。それでは東海地震はあるいは東南海地震はどうなるのでしょうか?可能性がズレタと言う人もいましたが、どこで起きても不思議はないと言うことでしょうか?

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