マックンのメモ日記

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マイクロソフト閲覧ソフトに欠陥!警戒広がる!

2014-05-01 12:35:32 | ネット、ビジネス、IT
米マイクロソフトのネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」に未修整の欠陥が見つかり、波紋が広がっています。欠陥により、利用者のパソコンが乗っ取られる恐れがあるとして、マイクロソフトは被害の回避策を発表しました。IEは国内ではシェア約5割の閲覧ソフトで利用者が多いからです。専門機関は、パソコンに詳しくないユーザーに対しては、当面の対策として一時的な使用中止も呼び掛けています。

この問題は、IEの欠陥をついて遠隔操作する第三者により、一般ユーザーや企業のパソコンが「攻撃を受ける恐れがあると言うものです。悪意のあるウェブサイトを閲覧すると、攻撃者の思うようにパソコンが操作され、乗っ取られる可能性があります。マイクロソフトがIEのバージョン6から最新版の11までに未修整の欠陥があると発表したのを受け、米国土安全保障省が4月28日にIEの利用を止めるよう警告していました。

独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)は30日、想定される被害を公表し、対応を呼びかけました。パスワードなどの個人情報が盗まれて、ネットなどの個人情報が盗まれて、ネット銀行の口座から不正送金されたり、社内システムが改ざん・破壊されたりする可能性があると言います。IPAは30日午後6時の時点で、個人の攻撃に悪用されている情報は確認されていないとしています。

マイクロソフトは30日までにIE9~11について攻撃を確認しており、対策をまとめて公式ブログに掲載しています。1、パソコンの安全性(セキュリティ)監視を強化する「拡張保護モード」を取り入れる。2、マイクロソフトが提供するセキュリティのき脆弱性を緩和するキットを導入する。3、基本ソフト(OS)の一部機能を使えなくする、の3つです。

ただ、利用するOSによって適用できる回避策が異なるほか、パソコンの機能が一部使えなくなったり、古いプログラムとの互換性がなくなったりするなどの弊害が生じる可能性があり注意が必要です。調査サイトによると3月時点のIEのシェアは約5割。マイクロソフトのOSが搭載されたパソコンにはあらかじめIEが入っており、あまりパソコンに詳しくないユーザーも多いとされます。

IPAは、複雑な操作が必要な回避策がとれないユーザーに対しては、マイクロソフトが欠陥を修正するプログラムを配布するまでの間、一時的にIE以外のネット閲覧ソフトを使用するよう勧めています。それまでの選択肢としては、米モジラ財団の「ファイヤーフォックス」や米グーグルの「クローム」などがあると言っています。

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