マックンのメモ日記

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ノーベル賞を受賞しなかった10大発見!

2014-10-11 18:55:20 | その他
6日月曜日に発表された2014年ノーベル医学生理学賞を皮切りに、ノーベルウィークと呼ばれるこの週には、偉大な功績を修めた人々を称えて様々な分野で賞が授与されます。ところが、ナショナル ジオグラフィックは偉大な発見にもかかわらずノーベル賞を受賞しなかったものとして10つ挙げています。受賞していないものの中にも素晴らしい発明や発見があることを忘れてはいけません。

1、インターネット
1960年、アメリカ連邦政府の研究者たちは、後にインターネットへと進化することとなるコンピューター・コミュニケーション・ネットワークを生み出しました。それは、1989年にワールド・ワイド・ウェブを考案し、1990年に世界初のウェブサイト(ウェブとは何かを説明したページ)を立ち上げたイギリスのコンピューター科学者ティム・バーナーズ・リー氏です。猫が踊る面白ビデオから、アラブの春がまさに進行中の現場から発せられた勇気あるツイートまで、インターネットは情報世界に民主化をもたらしました。そして、情報は力であることを知らしめました。

2、世界初のゲノム解読
2001年、ヒトゲノムの塩基配列解読が終了しました。多くの人々は、科学史上最大の功績ともいうべきこのヒトゲノム計画が、なぜいまだにノーベル賞を受けていないのか不思議に思っています。しかしそのヒトゲノム計画が終了する6年前、クレイグ・ヴェンター氏とその研究チームは、自動化DNA塩基配列決定法 と全ゲノムショットガン法と呼ばれる技術を組み合わせて、自由生活性有機体であるインフルエンザ菌の全ゲノム配列を解読したのです。この方法は後に、ヴェンター氏が創立した民間企業で、ショウジョウバエやヒトのゲノム解析に使用した方法と基本的には同じです。さらにその後、他の研究室でも、数百と言う種のDNAを解析する方法として採用されています。

3、ブラックホールの死
スティーブン・ホーキング氏は1970年のある夜、それまでほぼ永久に死ぬことはないと考えられていたブラックホールが、実は少しずつ質量を失い、最終的にはガンマ線バーストによって蒸発してしまうのではないかとひらめいたのです。問題は、この仮説を証明する手段がないということだったのか、ブラックホールの寿命はあまりに長すぎて、今日その最期を観測することは不可能です。それでもホーキング氏のブラックホール研究は、今では理論物理学の中に深く組み込まれており、相対論と量子力学を統合させ、情報理論の分野を発展させました。

4、周期表
1869年にドミトリ・メンデレーエフ氏が発表した周期表は、単なる元素記号を並べただけのものではありません。あらゆる物質の中心にある陽子、中性子、電子の潜在的配列を示し、整然と並んだ縦横のマスは、当時まだ発見されていなかった元素と、その特徴までも予測していました。これほどの偉大な発見が化学の最高の栄誉であるノーベル賞を受賞しなかったのは信じがたい話ですが、周期表は化学の分野において最も価値あるポスターとなり、何世代にもわたって今も世界中の研究室の壁に貼られています。

5、白熱電球
まずイギリスでジョセフ・スワン氏が特許を取得し、トーマス・エジソン氏が実用化した白熱電球は、現代経済(と睡眠不足)を築き上げ、今日私たちの生活を根底から支える電気への莫大な需要を生み出しました。エジソン氏は、ノーベル賞を受けることなく1931年にこの世を去りました。彼の遺した電球は、まさに科学的ひらめきを象徴するシンボルではないでしょうか。歴史的不正義とはこのことです。

6、暗黒物質
1970年、ベラ・ルービン氏とケント・フォード氏は、銀河の周縁部にある星たちが銀河の中心に近い星と同じ速さで動いていることに気付きました。そして、銀河系はあまりに猛烈な速さで旋回しており、何か目に見えない物質が重力に働いて星々を繋ぎとめているのでない限り、銀河系はバラバラに飛び散っているはずであると考えたのです。 その何か目に見えないものが、暗黒物質と呼ばれるものだと。宇宙の質量の約90%を占めている謎の物質であり、光を発したり反射することなく、普通の物質とどんな形でも作用し合うことはないものです。

これ以外にも、7、クォーク 8、現代進化論 9、系統樹 10、恐竜ルネサンス などを挙げています。こうしてみると確かにノーベル賞が公平正大でないことを物語っています。

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