育毛剤の前にまず地肌の健康を！頭皮ケアシャンプー、リンスなしや豆乳の力などの新商品！

最近は若はげというか、若い男性でも髪の毛が薄くなっている人が結構いるようです。反対に年を取っておられても髪の毛がふさふさしている方もいらっしゃいます。よく聞く言葉に、自分の親父も若くして髪が薄くなっていたから、自分も早く髪の毛が薄くなるというような話を聞きませんか？遺伝というか体質というか、意外とそういう傾向があるように思います。あるいはフケ症という言葉もあって、頭を洗っているにもかかわらず、すぐフケが出て肩などに知らぬまに落ちていて、嫌な思いをする人もいると思います。こう言うのもストレスから来る場合もあるのでしょうか？

いずれにしても髪や頭皮に何らかの悩みを持つ人は77％もいるそうで、ちょっとびっくりするほどです。次に悩みの多いのは白髪で31％、ボリュームの少なさ26％、抜け毛24％、薄毛23％という具合に意外に髪や頭皮などに悩みを持っている人が多いことがわかります。そこで頭皮ケアをしている人は14％、今後したい人は52％、と潜在的な悩みを持っている人が多いことがわかります。つまり3人に２人は関心を持っていると言う事です。頭皮ケアの具体的な方法を聞くと、頭皮マッサージが６３％とトップで、二番目が、頭皮によいシャンプーを使う３９％、栄養バランスの取れた食事２９％や規律正しい生活２７％など急がば回れの発想をしている人もいるそうです。

このように、最近では食生活の変化や不規則な生活などにより、皮脂の増加などの悩みを持つ人が増えているのだそうです。そこで最近では、髪を健康に保つためにはまず地肌の状態を調えることが肝要という考え方が急速に浸透しているそうです。毛穴の汚れを落とし、育毛剤の浸透を促す男性用シャンプー・リンスの２０１０年の市場規模は８０億円で、３年間で２,７倍に増えているそうです。さらにテレビのコマーシャルの効果もあって２０代～３０代の購入も増えているそうです。調査結果を見るとこんなにも頭皮や髪で悩んでいるのだと具体的な数字をみることでよくわかります。こうした背景もあり、育毛剤の前にまず地肌の健康という認識が広がってきていて、男性向けにも頭皮の育毛環境を整えるシャンプーが相次ぎ登場しているのです。毛穴の汚れを洗い流し、頭皮を清潔に保って痒みなどを防ぐと言う事です。

そこで登場したのが大塚製薬の「ＵＬ・ＯＳ（ウルオス）薬用スカルプシャンプー」です。これは頭皮も肌の一部という考えにもとづき、洗浄剤にアミノ酸系の中でも皮膚への刺激が非常に少ないものを採用しているそうです。殺菌剤と消炎剤の２つの有効成分を配合し、きめの細かい泡で毛穴の皮脂や汚れを流し、フケや痒み、汗の臭いを防ぐというものです。目玉はリンスなしでも滑らかな指通りになるようにしたことだそうです。そしてシリコーンは髪の表面を覆って手触りをよくするが、毛穴が詰まる原因ともされるので使用していないそうです。値段ですが、３００ミリリットルは１５７５円、５００ミリリットルで２５２０円です。

これと対極にあるのが、アンファーの「薬用スカルプＤスカルシャンプー」です。今年５月のリニューアルでは、頭皮に必要な成分は保ち、皮脂だけを落とす「選択洗浄力」を強めたことだそうです。毛母細胞を活性化させるイソフラボンを含んだ豆乳発酵液も新配合してあるそうです。これで抜け毛や薄毛を防ぐ一段の効果を見込んでいるのだそうです。シリコーンは無配合だそうです。シャンプーだけだと髪はごわつくが「使用感の改善よりも機能追及のほうを優先した」そうです。ただ値段が３５０ミリリットルで３８００円と高価なのが難点といえば難点でしょうか?

もし頭皮や髪にお悩みの方がいらっしゃいましたら、こうした新しいものが出ていますので使ってみて、ご自分にあっているかどうか確かめてみるのも良いかもしれません。