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中国外交文書に「尖閣は琉球」との記述があった!しかも日本名で明記されていた!

2012-12-28 20:40:06 | 政治(国内・海外)
中国国防相は尖閣諸島周辺を連日飛行する中国国家海洋局の航空機に、日本の航空自衛隊が緊急発進・スクランブルで対応していることに対し「中国軍は厳重に監視し、高度な警戒を続けていると」強調しています。航空自衛隊に対抗して中国空軍を出動させる可能性には「関連部局と密接に協力して領土主権と海洋権益を守る」にとどめています。

ところが今回、中国政府が1950年に、「尖閣諸島」と言う日本名を明記したうえで、琉球(沖縄)に含まれるとの認識を示す外交文書を作成していたことが分かりました。これは時事通信が文書原文のコピーを入手したことから分かったもので、中国共産党政府が当時、尖閣諸島の領土と主張せず「琉球の一部」として認識していたことを示す中国政府の文書が発見されたのは初めてのことです。

尖閣諸島を「台湾の一部」と一貫して主張してきたとする中国政府の立場と矛盾することになるのです。このように中国政府の主張と矛盾する中国政府自身の資料が見つかったことの意義は大変大きなものがあると思われます。こうした資料を積み上げることで尖閣諸島が中国政府の言う主張と食い違っていることを世界の国々に証明できるからで、それも中国の主張が中国側の資料から裏付けられたことに意義があるのです。

この外交文書とは「対日和約(対日講和条約)における領土部分の問題と主張に関する要綱草案」と言う10ページほどの文書です。そしてこれは中華人民共和国成立の翌年に当たる50年5月15日に作成され、北京の中国外務省資料館に収蔵されていると言います。領土草案の「琉球の返還問題」の項目には、戦前から日本側の文書で尖閣諸島とほぼ同義に使われてきた「尖閣諸嶼」と言う日本名が登場していて、この「嶼」と言う字は島と言う意味です。

「琉球は北中南の3つに分かれ、中部は沖縄諸島、南部は宮古諸島と八重山諸島」と説明し、尖閣諸島を琉球の一部として論じています。中国が尖閣諸島を呼ぶ際に古くから用いてきたとする「釣魚島」の名称は一切使われていなかったのです。続いて「琉球の境界画定問題」の項目で「尖閣諸島」と言う言葉を明記し、「尖閣諸島を台湾に組み込むべきかどうか検討の必要がある」と記しているのです。

つまり現中国共産党政権が樹立された翌年ですら、こうした外交文書に尖閣諸島と言う文字が使われていて、尖閣諸島を琉球の一部として論じているのであって、台湾に組み込むかどうか検討の必要があると言っているくらいですので、どう見ても尖閣諸島を日本の領土として認識していたことを裏付けているのです。にもかかわらず尖閣諸島の海域には石油が埋蔵されている可能性が高いと言う報告が出るや否や、中国の領土と主張し始めるのですから、盗人猛々しいと言う言葉はまさに中国に対する言葉ではないでしょうか?

日本としてはこうした歴史的資料を収集し、これらを証拠として積み上げることで尖閣諸島は日本の領土であるという事を、国際世論に訴える必要があります。声の大きいもの勝つという事で、中国は莫大な資金を使って世界中に「尖閣諸島は中国古来の領土だ」と宣伝しているのですから、黙っていれば日本の領土なのに世界が間違った認識を持ってしまわないか心配します。中国人を表す言葉に「騙される方が馬鹿だ」と言う言葉があるようですが、騙されているわけではありませんが、「声の大きい方が勝つ」なんて言う事がないようにしてほしいですね。

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