マックンのメモ日記

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希少糖シロップに減量効果に、肥満治療にも期待!

2011-12-24 22:56:12 | 健康・医療・スポーツ
香川大医学部と兵庫県の食品素材メーカーが共同開発した、自然界に少量しか存在しない糖「希少糖」を利用した食用シロップに、体脂肪を減らすなど減量効果があることが同大などの研究で分かったそうです。そんなわけで、肥満治療やメタボ対策への利用が期待されています。

希少糖は自然界に50種類以上存在し、ガムなどに配合されているキシリトールもその一種。低カロリーで、砂糖の代わりに甘味料として使われているものもあります。シロップを開発したのは香川大と兵庫県伊丹市の松谷化学工業。それぞれ血糖値の抑制、血圧低下などの効果があることが分かっている「D―プシコース」「D―アロース」の2つの希少糖を使い、砂糖に比べさっぱりとした甘みが特徴だそうです。今年6月から食品業者向けに販売し、ゼリーやケーキ、プリンなどに使われているそうです。
 
今回、香川大がシロップ30グラム入りのゼリー飲料を、12週間にわたり男女17人に朝食前に1日1回飲んでもらう実験を行ったところ、実験前と比べ体重は平均1.8キログラム、体脂肪率は1.7%減少したそうですが、シロップを摂取しなかった17人にはほとんど変化はなかったそうです。

香川大は2001年に、D―プシコースの大量生産に世界ではじめて成功、希少糖の研究で世界をリードしています。今回の実験に関わった同大の徳田雅明教授は「希少糖にはさまざまな可能性がある。実用化にむけ研究を進めていきたい」と話しているそうです。

もしこれら実験の通りであるならば、1日一回、飲むだけで、血糖値を抑制し、血圧低下などの効果が分かっていたという事は、体重も体脂肪率も減らす効果がありながら実用化段階まで行っていなかったと言う事で、それが今回は大量生産の目途がついたことで実用化への期待が持てるようになったということになります。肥満や隠れ肥満という言葉がありますが、今回の発見でそれが飲むだけで直せるということになれば、嬉しいい研究結果ですね。