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1号機、津波前に重要設備損傷か 原子炉建屋で高線量蒸気 - 47NEWS

2011年05月15日 | 経済・政治・国際
1号機、津波前に重要設備損傷か 原子炉建屋で高線量蒸気
 東京電力福島第1原発1号機の原子炉建屋内で東日本大震災発生当日の3月11日夜、毎時300ミリシーベルト相当の高い放射線量が検出されていたことが14日、東電関係者への取材で分かった。高い線量は原子炉の燃料の放射性物質が大量に漏れていたためとみられる。

 1号機では、津波による電源喪失によって冷却ができなくなり、原子炉圧力容器から高濃度の放射性物質を含む蒸気が漏れたとされていたが、原子炉内の圧力が高まって配管などが破損したと仮定するには、あまりに短時間で建屋内に充満したことになる。東電関係者は「地震の揺れで圧力容器や配管に損傷があったかもしれない」と、津波より前に重要設備が被害を受けていた可能性を認めた。

 第1原発の事故で東電と経済産業省原子力安全・保安院はこれまで、原子炉は揺れに耐えたが、想定外の大きさの津波に襲われたことで電源が失われ、爆発事故に至ったとの見方を示していた。

 地震による重要設備への被害がなかったことを前提に、第1原発の事故後、各地の原発では予備電源確保や防波堤設置など津波対策を強化する動きが広がっているが、原発の耐震指針についても再検討を迫られそうだ。

 関係者によると、3月11日夜、1号機の状態を確認するため作業員が原子炉建屋に入ったところ、線量計のアラームが数秒で鳴った。建屋内には高線量の蒸気が充満していたとみられ、作業員は退避。線量計の数値から放射線量は毎時300ミリシーベルト程度だったと推定される。

 この時点ではまだ、格納容器の弁を開けて内部圧力を下げる「ベント」措置は取られていなかった。1号機の炉内では11日夜から水位が低下、東電は大量注水を続けたが水位は回復せず、燃料が露出してメルトダウン(全炉心溶融)につながったとみられる。

 さらに炉心溶融により、燃料を覆う被覆管のジルコニウムという金属が水蒸気と化学反応して水素が発生、3月12日午後3時36分の原子炉建屋爆発の原因となった。

2011/05/15 02:02 【共同通信】1号機、津波前に重要設備損傷か 原子炉建屋で高線量蒸気 - 47NEWS(よんななニュース

一号機は蒸気系の配管?が壊れたから水位が下がったとする説です。
ポイントはこの説だと津波が来なくても、電源が喪失しなくても、1号機に関しては地震のみで同等の事故が発生した可能性があると考えられることです。
田中三彦氏は政府発表のデータからもこれを推察しいました。
2011/4/3 孫正義×田原総一郎 ゲスト 田中三彦、後藤政志, CNIC_JAPAN Ustreamに保存されたビデオ:2011/4/3 孫正義×田原総一郎 ゲスト 田中三彦、後藤政志 市民...  40分くらいからか59分くらいから

Ustream.tv: ユーザー CNIC_JAPAN: 2011/3/18 記者レクチャー, 田中三彦氏 後藤政志氏による解説 同時通訳つき Recorded on 2011/03/18. 市民...

武田邦彦 (中部大学): 電力会社の社員は、日本社会の一員か? 武田先生は震度6の揺れだと、どこかが壊れて当然とのご意見です。

非常用冷却、津波到達前に止まっていた 福島原発 東電が公表 「手動停止の可能性」2011/5/17 0:37 (2011/5/17 1:35更新)

 東京電力は16日、事故発生直後の詳しいデータを公表、福島第1原子力発電所1号機で津波到達前に非常用冷却装置が一時停止していたことを明らかにした。東電は「炉内圧力が急激に低下したため、手動でいったん停止した可能性がある」と説明。その後、津波ですべて止まったものの、手動操作が炉心溶融(メルトダウン)に影響を与えた可能性があり、さらにデータを詳しく解析する。

 東電の公表したデータによると、地震が発生した3月11日午後2時46分に1号機が、原子炉に制御棒が挿入されて緊急停止した。

 その直後の同日午後2時52分に、直流電源で動く緊急時冷却装置の非常用復水器が自動起動。原子炉の冷却と減圧が始まったが、約10分後の午後3時ごろには、非常用復水器は一時停止した。その後再び稼働したが、すぐに停止。津波が午後3時30分ごろに到達してデータが停止する前の段階で、冷却機能が停止したことになる。

 復水器は8時間機能するように設計されているが、設計通りに作動しなかった原因は不明だという。東電は記者会見で「原子炉内の圧力が乱高下し、この現象を抑えるため、作業員が手動で停止した可能性もある」としている。

 公表データは福島第1原発の各種データの記録紙や中央制御室の運転員による日誌のほか、電源復旧作業など各種の操作実績などが記載されている。事故原因究明のため、経済産業省原子力安全・保安院が東電に求めていた。

非常用冷却、津波到達前に止まっていた 福島原発  :日本経済新聞


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