泡瀬干潟で埋立て工事が中断:WWFの活動/WWFジャパンよかった!
2009年4月22日
貴重な自然が残る沖縄県の泡瀬干潟で、進められていた埋立て工事が、一部中断していることが分かりました。事業者側は、土地利用や公共事業のあり方に向けられた疑問の声に対する配慮、としています。この中断が今後、計画そのものの見直しにつながることが期待されます。工事が一時中断に!
4月16日、沖縄島屈指の干潟、泡瀬干潟で進められていた、埋立てのための土砂の投入工事が、一時中断していることが、明らかになりました。
事業を推進している内閣府沖縄総合事務局では、干潟に生息する希少種トカゲハゼの産卵に配慮するため、当初より7月までは中断する予定があったとしつつも、その後の再開については未定としています。
さらに同事務局では、公共事業に対する厳しい説明責任の追及と、「埋立事業に経済的合理性がない」という那覇地裁の判決にも配慮するとしたコメントを出しており、事業の推進に慎重な姿勢を見せています。
2009年1月には、2008年11月に下されたこの那覇地裁の判決を無視する形で、一度は工事を強行したものの、司法判断および環境への配慮を支持するその後の世論の強まりが、その姿勢を一転させる要因になったものと思われます。
永遠に止めて下さい。
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