あとだしなしよ

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壬生義士伝

2007年04月11日 | 日本映画
壬生義士伝
2003年、平成15年
監督:滝田洋二郎
出演:中井貴一、村田雄浩、中谷美紀、佐藤浩市、三宅裕司

新撰組の吉村貫一郎の話。彼は盛岡出身だそうで、彼が自慢していた川や山も実際見たことがあるのですが、その川には今でも鮭が帰ってくるのだそうです。

東北地方に行くと薩長に殺され、賊軍にされた人達の慰霊碑をよく見かけました。映画では薩長側は機関銃のような連射式の銃も使用して、新撰組は刀と一部旧型の銃を使用していたようです。結局武器の差で勝敗がついてしまった戦争だったようですね。あと天皇を見方につけたのが政治的に言えば大きいのかな。。薩長の軍事クーデターで徳川幕府が倒れて悪夢のような弱肉強食の明治時代が始まってしまって、変なのが政権を握ると世の中メチャクチャになってしまうという世界史でも最悪に近い現実だったと思っています。
京都の街頭のシーンは太秦の撮影所で撮ったのだろうかとか、新撰組が遊んでいた島原の遊郭は角屋なのかなあ、見に行ったら閉まっていたなあなどとボンヤリと見ていました。。
映画とは関係ありませんが、盛岡の川の近くのわんこそばやで食べたカツ丼はマイベストと言えるほど美味しかったです。二階建てともいえるカツのボリュームと柔らかさ…ああ、また食べたい…


宮沢賢治もこのあたりで思索したりしたようですね。
川と銀行
木のみどり
町は静かに
たそがるる

賢治