2012年3月15日 放送
「歌垣が生きる中国の村を見つめて」 写真家・田中一夫(さん)
田中さんは中国貴州省の苗族(ミャオ族)に魅かれ、20有余年に渡って中国の山村の暮らしを記録している。
17歳の頃のリュー・パオくんのこと。
田中さんが久しぶりにリュー家を訪れる。パオくんがいない。今日は一日いない、という。聞くと、若者たちの集まりがあって、「歌垣」の日だという。
パオくんも年頃になったんだ。素敵な女性を見つけられるだろうか。
歌垣(うたがき)という言葉をはじめて知った。ネットで見ると、主に中国南部からインドシナ半島北部の山岳地帯での風習で、特定の日時に若い男女が集まり、お互いに求愛の歌謡をかけあう信仰の意味合いをもった習俗、とのことです。歌謡の内容は、求愛歌だけでなく、創世神話歌、収穫歌、豊作労働歌、葬送歌などがある。(参考 Wikipedia)
パオくんは、20何歳かになった。(27歳といっていたようだが、いかんせん朝の4時過ぎ、寝床で半分は寝ていながら聞いてたもんで。)向こうからの便りでは、都会に出てコックさんになっている、という。
田中さんは、日本で 『写真集 歌とともに生きる 中国・苗族の村』 を出した。
現地に行って、お世話になった方がたにその写真集を手渡したい、とくにパオくんに見てもらいたい、と田中さん。
番組の最後に、田中さんが現地で録音した「歌垣」を流した。
いっぺんに眼が覚めた。
心の底から歌っている。魂がゆさぶられた。歌詞はわからないけれど、旋律がすばらしい。歌声そのものが、こちらの胸に迫ってくるようだ。
そして遠い昔、どこかで聞いたことがある・・・、そんな気がしました。
追記
後日、高価な写真集なので購入はしませんでしたが、検索すると大田区の図書館に一冊ありましたので、予約を入れて借りました。
『写真集 歌とともに生きる 中国・貴州省 苗族の村』 田中一夫 岩波書店 2011.10.6
いま、じっくりと見て、読んでいます。
「歌垣が生きる中国の村を見つめて」 写真家・田中一夫(さん)
田中さんは中国貴州省の苗族(ミャオ族)に魅かれ、20有余年に渡って中国の山村の暮らしを記録している。
17歳の頃のリュー・パオくんのこと。
田中さんが久しぶりにリュー家を訪れる。パオくんがいない。今日は一日いない、という。聞くと、若者たちの集まりがあって、「歌垣」の日だという。
パオくんも年頃になったんだ。素敵な女性を見つけられるだろうか。
歌垣(うたがき)という言葉をはじめて知った。ネットで見ると、主に中国南部からインドシナ半島北部の山岳地帯での風習で、特定の日時に若い男女が集まり、お互いに求愛の歌謡をかけあう信仰の意味合いをもった習俗、とのことです。歌謡の内容は、求愛歌だけでなく、創世神話歌、収穫歌、豊作労働歌、葬送歌などがある。(参考 Wikipedia)
パオくんは、20何歳かになった。(27歳といっていたようだが、いかんせん朝の4時過ぎ、寝床で半分は寝ていながら聞いてたもんで。)向こうからの便りでは、都会に出てコックさんになっている、という。
田中さんは、日本で 『写真集 歌とともに生きる 中国・苗族の村』 を出した。
現地に行って、お世話になった方がたにその写真集を手渡したい、とくにパオくんに見てもらいたい、と田中さん。
番組の最後に、田中さんが現地で録音した「歌垣」を流した。
いっぺんに眼が覚めた。
心の底から歌っている。魂がゆさぶられた。歌詞はわからないけれど、旋律がすばらしい。歌声そのものが、こちらの胸に迫ってくるようだ。
そして遠い昔、どこかで聞いたことがある・・・、そんな気がしました。
追記
後日、高価な写真集なので購入はしませんでしたが、検索すると大田区の図書館に一冊ありましたので、予約を入れて借りました。
『写真集 歌とともに生きる 中国・貴州省 苗族の村』 田中一夫 岩波書店 2011.10.6
いま、じっくりと見て、読んでいます。