かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

鎌倉・長谷 光則寺

2012-12-17 | 鎌倉・江ノ島
最近、鎌倉詣が続いています。池上本門寺サポーターとしては、大町(名越)の安国論寺、妙法寺、長勝寺、法性寺等々、日蓮聖人所縁の寺院を順次参拝しました。が成り行きで、外国から来る人の鎌倉案内を思うと、鶴岡八幡宮・小町通りの次は、長谷の大仏、そして長谷寺も外せない。大町(名越)地区の再訪はやむをえず次回、急遽、長谷地区の散策に変更。それでも、最初は光則寺(初訪です)。参拝を終えれば、どこなりと観光地巡りの下調べができるでしょう。

日蓮聖人『土籠御書(つちろうごしょ)』 所縁の寺

鎌倉・長谷 光則寺
鎌倉市長谷3-9-7  江の電・長谷駅より徒歩10分

山号寺号 行時山 光則寺(ぎょうじさん こうそくじ)
宗派 日蓮宗
創建年 1274年(文永11年)頃
開山 日朗上人
開基 宿谷(屋)左衛門尉光則





石碑 宿谷光則屋敷跡




山門





(リス達がお出迎えしてくれたのですが・・・)


石碑 立正安国論御勘由来

本堂



扁額 「師孝第一」

日朗上人 土の牢








石碑 土籠御書
      土籠御書
日蓮は明日佐渡国へまかるなり 今夜(こよい)のさむきに付ても ろう(牢)のうちのありさま 思(おもい)やられていたはしくこそ候(そうら)へ
あはれ殿(との)は 法華経一部を色心二法共にあそばしたる御身なれば 父母六親一切衆生をもたすけ給(たもう)べき御身也
法華経を余人のよみ候は 口ばかりことば(言)ばかりはよめども心はよまず 心はよめども身によまず 色心二法共にあそばされたるこそ貴(とうと)く候(そうら)へ
天諸童子以為給使刀杖不加毒不能害と説かれて候へば 別事(べつのこと)はあるべからず 篭(牢)をばし出(いで)させ給(たまい)候はば とくとくきたり給へ 見(み)たてまつり 見(まみ)えたてまつらん      恐恐謹言
 文永八年辛未(かのと・ひつじ)十月九日
                                      日蓮 花押
 筑後殿
一難去ってまた一難の日蓮聖人、それでもなお弟子 筑後房日朗を思いやるお手紙です。
  

裏山からの景色









花咲く頃に今一度・・・


● 光則寺は、web 鎌倉の寺院案内に、名所「花の寺」として載っています。
  「カイドウの寺」 海棠(市天然記念物) 見頃は4月中旬とのことです。




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