鈍いなまくら刀で社会を斬る!

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伊藤と山口とピアノバーとTBS

2020年01月12日 00時22分27秒 | 社会
旧聞に属する話になってしまいますが昨年末(2019年末)に出た民事裁判の件。

当時、伊藤さんはジャーナリスト志望だったそうです。今もかな?
山口さんはTBSのワシントン支局長(名前は立派だけど、多分、5人くらいの小さな支局)。

ピアノバー(現地の日本人女性『が』日本人駐在員の男性『を』ナンパする場所)で
知り合いになって、日本に帰国した時に山口さんが伊藤さんを飲みに誘った。
「ジャーナリスト志望なら相談に乗るよ」的な感じ。

結局、最近色々と問題になっている、就職内定を口実に飲み会に誘う大手企業の若手社員
とか、そういうコンテクストの話でしたね。
レイプでなくて合意があったとしても、そもそも就職希望の女性を支局長のオッサンが
就職の相談を口実に食事に誘うというのは、ありえません。
セクハラ・パワハラ・就活ハラスメントで三振アウトです。

そもそも論でアウトな案件なのですが、更に言うと、
目の前に裸の女の人が歩いていても、触ってはいけません。襲ってはいけません。
目の前にギンギンな状態の裸の男の人が歩いていても同じです。

この案件について、有名な高齢の男性作家がTwitterでこういうコメントをしました。

「安物買いの銭失い」

山口さんが安易に、伊藤さんと関係を持ってしまったために
裁判まで起こされて大きな代償を払ったって。
これって、一瞬聞くと

「えっ?」
「ありえない」
「何このコメント」

って思ってしまいますが、実は違います。

安物買いをしてしまうくらい、目先のものに目がくらんでしまう
商売人失格ということを言っているのです。

つまり、今回の案件って、ホテルの部屋に入ってからが問題なんじゃないんですよ。
飲みに誘うこと自体、ホテルの部屋に連れて行くこと自体が問題なんです。
もっとはっきり言うと、合意がある/ないの問題ではないのです。

昼間、TBSの社員食堂や赤坂サカスのカフェで話をする。
そういうことにしておけば良いのに。

「あ、この娘ならできる!」

って安易に思ってしまう助平心。

山口さん。
あなたは上に立つものとしての矜持がないのか。
プライドはないのか。

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