ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

燃えないにもほどがある

2010年01月15日 08時32分27秒 | 薪ストーブ、木こり、チェーンソー
 火力が今一つの栗を燃やしてみてから丸太の種類が気になるようになった。丸太から薪にする手間は木の種類に関わらず殆ど一緒だから出来れば良く燃えるのに越した事は無い。でも色々試してみるとバカと鋏は使いよう、薪もそうだったのだ。

 持ってても良いという木の中に種類の分らないのが幾つかあった。木に詳しい人に丸太を見せると 「 この木は葉が無いと分らないなぁ 」 って言われたた。樹皮で分る樹木図鑑なんて本が幾つか出版されている。それを図書館から何冊か借りてみたが樹皮だけで調べるのは相当難しいのが分った。まず木の年齢によって木肌が全然違う。だから同じ写真なんて殆ど見つからない。

 ということで落ち葉を拾いに行った。ところが目に入る落ち葉の大半はクリ。伐採する前はクリが圧倒的に多かったのか、それとも葉が散る時期が木によってそれぞれだからなのか。それでもヨメが落ち葉の層からクリ以外の葉を発掘した。それを葉で植物の種類が分る本で調べる。ところが見分け図の最初にあるのは葉は互生か対生かなんていう選択肢。1枚1枚落ちてる落ち葉なんだからそんな事分るわけがないのだ。

 虫が食ったりして枯れた丸太は乾燥してるので試しに燃やしてみた。ところが火がなかなか付かない。こんな薪じゃぁダメじゃん。でも逆に火持ちが良いので夜中に火種を維持するには最適な木として使えるのが分った。そんなに大きくないやつでも翌朝ちゃんと熾きになって残っている、というかそのまんまな時も。燃え難い木でも火力の弱い木でもそれなりに使い道はあったのだ。そんなこんなで色々と状況証拠を集めることによりこの謎の丸太は春楡(ハルニレ)と断定。


ハルニレの切り株


 ところでハルニの丸太を割ってみたらこんな棘が出て来た。幼木の頃の枝が残っててそれが変化したのか。兎に角触ると硬いので知らずに持ったら流血間違い無し。


丸太を割ったらこんな棘が
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